2013年1月30日水曜日

あさこちゃんとみかがきた!vol.3


1月が終わってしまう前に年末年始の出来事の報告を終わらせます。

サファリへいった大晦日の晩、ホテルでの夕食はスペシャルバージョンでした。

ビュッフェ会場の入り口

ビュッフェ会場だけで体育館くらいありました。

グリルやWOK、自家製パスタなどその場で調理してサーブしてくれるものから、刺身や寿司、天ぷらといったTHE Japanese Food、何故かB級グルメのお好み焼き、もちろんこの国のソールフードであるカレー、そして素敵なチョコレートのデザートまで、ビュッフェがとっても充実していました。

おなかがが小さい二人は小さなデザートをシェア。

三角帽子がテーブルの上に置かれてて、なんとなくみんなかぶってご飯をたべていました。


カウントダウンに近づくにつれてダンスが始まりました。
ここでこの国のレベルが明らかに…カンダラマホテルにしてコレ…出さなくていいのに。


ミッキーマウス&ミニーマウスは世界中で一匹しかいない(とされている)ので、各国のディズニーランドでも時差をうまく利用して、お披露目タイムがカブらないように時間はしっかり決められてるそうです。
ウォルトさんは憤慨するでしょう、何をみてコレを作ったのだ、と。もしかしたら怒りを通り越して笑い始めるかもしれません。
こんなに黒いミニーちゃんは中国でもお目にかかれないでしょう。
それでもって手足が細長すぎっ!スタイルよすぎっ!!
しかし驚くべきことに子供たちが寄っていっている!怖がってない!!何で!?!?それも黒いミニーにっ!!

そんなこんなで大晦日は過ぎてゆきました。12時をすぎて私たちは退散。部屋に戻って静かに寝ました。


2013年元旦。
朝ご飯はこの国のお祝いには必ず出されるおいしくもなくおいしくなくもない味の伝統料理がオーナメントのように置かれていました。

基本は全て小麦粉とココナッツミルクで作る生地。それを蒸したり揚げたり。

朝早くからご飯を食べて、その後向かったのは

この風景、すき。

3度目のシーギリヤロック!!

やっぱりかっこいいな、この岩。
だけど相変わらず高い、entrance fee Rs.3900。residence cardを使っても、半額にしかなりません。
現地人はRs.100程度で入れるのに…。何回も来るんだからlocal priceにしてほしい。

上の写真で岩の真ん中あたりにオレンジ色の横線みたいなのがみえますか?それより少し上部に岩が窪んだところがあります。そこにとてもきれいにフラスコ画が残っていて見る事ができます。

5世紀に作られたなんて思えないくらいキレイに残ったフレスコ画。

ヒマだったのか警備のおにいさんがフラスコ画についてとても詳しく説明してくれました。3度目にしてまた新しい知識を得ました。来られた際にその力を発揮しますね。

フラスコ画のあとはひたすら岩の表面にギリギリ作られた階段を登ります。
老朽化しているし下見えるし、高所恐怖症の人は登れないと思います。
そんな階段を頑張って登った先の頂上には、5世紀後半に作られた宮殿の跡があります。


シーギリヤロックの頂上。小さなマチュピチュみたい。
歴史についてはここに来る前に歩き方でも読んでください。
王様といえどもこんな岩の上に王宮建てちゃうなんて、相当精神的に追いつめられてたんでしょうね。もしくは相当生きたかったか…。私だったらもう生きることを諦めちゃいます。

折角ダンブッラまできたので、ゴールデンテンプルと石窟寺院へ。


厳粛さは無です。

相変わらずです。
何なのこのセンス。ネタとしか思えません。
色使いといいデザインといい、アンバランスを極めすぎてます。
この後ろに石窟寺院があって、そっちは結構見応えあるし厳粛な趣があるんですけど、入る時と出る時に必ずコレを見ちゃうんですよねー。コレみちゃうと何見ても記憶がコレでもみ消されてしまいますよね。笑


もうこの日は活動終了!
この後わたしが一番楽しみにしていた、ホテルでのスパタイム !!




ハーブがはいっていて、これでぽんぽんしてくれました。

ほんとうにとっても気持ちよかったです。ここのスタッフはマッサージが上手でした。リピ確定。


この後、昼に食べた軽食にあたってしまったのか、あさこちゃんの体調が急激に悪くなってしまい、最後の晩はコロンボでおいしいものを食べて締めくくろうと話していたのに、あさこちゃんはコロンボのホテルで帰国直前まで寝るはめに。

まぁふたりとも最後は元気な様子で帰国していったのでよかったです。

大好きでたまらない国ではないけれど、こうして長期間住んでいると情が湧くし、遠い日本からわざわざ会いにきてくれた友人たちが楽しんでくれて、「この国いいね」とか「キレイ」という言葉を聞くと、うれしいものです。
そして、「また仕事頑張ろう」って思える元気をもらえます。

これを読んでるあなたがいらっしゃる日を楽しみにしていますよー。

2013年1月21日月曜日

あさこちゃんとみかがきた!vol.2


少し時間が経ってしまいましたが、年末年始の旅のつづきを。

朝から大きな虹に出会えて、最高のスタートをきって始まった2012年大晦日。

ヌワラエリアの次は、ダンブッラ・シーギリヤ・カンダラマ。
ここで一番楽しみにしていたのは、ホテル。
3年前なっちゃんとやまだつぃと初めてこの国にきた時にも泊まったホテル、Heritance Kandalamaに今回も泊まりました。

この国唯一のちゃんとした建築家、ジェフリーバワによって設計されたもので、一番の特徴は、その土地の地形をそのまま利用しているところ。







そっと自然に身を寄せるように"謙虚に"存在し、時間の経過と共にこの地形の一部となっているようにも感じます。


フロントからロビーまで続く廊下

岩は基本的にそのまま利用されています。
実際に工事を始めないとわからないことだらけだったんだろうな。一体どうやって図面をかいたのでしょうか。まぁ臨機応変力は、この国ではほかのどんな力よりも長けてますますから、大丈夫だったのでしょう。

ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。
そして早速スパの予約。2日目、元旦からスパをすることにしました。

そしてお部屋へ。今回はラグジュアリールーム(たしか真ん中のクラス)にしました。
この国に入ってからなかなか入れないバスタブ付きの部屋にしました。



そうそう、このセンス。
木のフローリングに黒とワインレッドをあわせるこのセンス、なかなかお目にかかれません。


部屋でキャッキャするのは後にして、予約していた夕方のサフェリへ行きました。
「象がみたい!」というみかからのかわいいリクエストに応える第2弾として、野生のぞうさんを見るべくサファリを予約しました。今回はホテルを通して予約しました。
ジープの手配をしてもらったり、どの時間帯に行くのがベストかなど、連絡を取っていた時からメールの返信も早いし好印象だったのですが、前日になって「このところ大雨が続きぞうが逃げてしまい、今日は1匹しか象を見れなかったようです。キャンセルしますか?それでも行きますか?」とわざわざ連絡をくれました。この国でここまでちゃんと気を回すことができるのは、かなりハイレベル。 
ポイントがずれましたが、「せっかく予約したし、象さんにあえなくっても今年一年の運を全部使いきる気持ちでいってみよう!」と、結局行くことにしました。
わたしはぞうさんに会えるかどうかよりも「車酔いをするあさこちゃんの体調が持ちますように」に今年一年の運を使い果たしたい気持ちでした。
この日は相当ツイている日だったようで、あさこちゃんの体調も夜まではもち、サファリ中も気分が悪くなることはなく楽しんでくれました。

ホテルから約1時間で到着したのがHurulu Eco Park。


この時期、野生のぞうさんはミンネリアナショナルパークからここへ移動するそうです。
ミンネリアなどの国立公園は入場料がガイジンだとRs.3,000くらいするのですが、ここはRs.1,000でした。わたしはResidenceCard使用で確かRs.100しなかったな。お財布にも少しやさしかったです。

さてドキドキしながらサファリスタート。
どんどんと獣のにおい(ようはうんちのにおい)が強くなってきて、ジープが走り始めて15分くらいで第1ぞうさんの群れ発見!

みえますか、ぞうさんたちが!4匹以上はいるはずです。
数匹の群れで会えた時点で前日の記録を抜いた!そして私たちの目標(とにかく会えること)はクリアしました。うれしかった気持ちももちろんですが、みかとあさこちゃんに見せれてホッとしました。
ガイドさんに聞くと、まだ野生のぞうさんは移動中で全員がここに着いてないけれど、最終的には約4,000匹ものぞうさんがこの公園の周辺にくるそうです。
なに、ぞうさん、そんなにこの国にいるの?!

ぞうさんはもくもくとはっぱを食べていました。
ガイドさん曰く、群れで動くのはメスのみで、オスは一匹オオカミならぬ一匹ゾウさんだそうです。よって写真のぞうさんたちは全員メス。オスの子象もある程度大きくなったら巣立ちして、一匹ゾウさんになるそうです。
そして、よくよくみてみると、若いぞうさんは肌がぴーっんとしているのに対し、年老いたぞうさんはしわがたくさんあって確かによぼよぼ。瞼の上の肌もおちてきてやさしい目をしています。人間とおなじですね。

公園内にある小さな岩山に上って周囲を見渡しました。
その後5つくらいの群れに遭遇しました。ぞうさん以外にも水牛や鷹などにあえました。
どんどんと奥へ奥へと進んでいきます。
走り続けると突如大きなアスファルトの道に出ました。
公園内に入ると、どこまでもこの自然が続くような気分になりましたが、こうやって境界線となる道が突如としてでてくると、その人工物に人間のわたしでもビックリしました。ぞうさんたちは季節ごとに移動するとき、否応無しにこうしたアスファルトを踏まなくてはならないのですね。野生の動物たちに申し訳ない気持ちになりました。


道にでた時に、「ここで終わりでホテルに帰るんだな」と寂しい気持ちでいると、その道からほんの20mほど入ったところに、赤ちゃんをつれた群れがいました。
ガイドさん曰く、この小さな赤ちゃんは生後3ヶ月くらいだそう。赤ちゃんを守るようにずっと歩いていたお母さんぞう。
赤ちゃんに危害が加わらないよう、もう少し公園の内側の安全なところまで移動してくれたかな。

結局40匹ほどのぞうさんに出会えました。
ぞうさんに会えたのはとってもうれしかったし、近くでみるとやっぱりかわいい。
だけどそれよりも印象的だったのが、最後の突如として現れたアスファルトの道。どこまでも自然が続く訳ないし、森の中にあるアスファルトの道を車で走ったことは何度もあるのに、あの光景にショックを受けるわたしは勝手な人間だなぁ。

エコパークからホテルへかえる道

 Vol.3へつづく。


2013年1月9日水曜日

あさこちゃんとみかがきた!vol.1


年末年始の休みを利用して、大学時代、デンマーク語課で一緒だったあさこちゃんとみかが会いにきてくれました。

「年末年始いくから」と連絡があってから、ずっと楽しみにしていたので、空港で会えた時本当にうれしかったなぁ。


今回の旅のルートは、
コロンボ→ピンナワラ→キャンディ→ヌワラエリヤ→ダンブッラ、シーギリヤ、カンダラマ→コロンボ

初日からあさこちゃんがダウン。酔止め薬を飲んだあさこちゃんは、キャンディでは始終眠り姫状態。
知らなかったのですが、酔止め薬って強い睡眠薬が入っているらしく、歩く、食べるなど体を動かしている以外の時間は、1秒もすれば寝ていました!


まずは、みかのリクエスト、”ぞうさんがみたい!vol.1”をかなえるため、象の孤児院があるピンナワラへ。

わたしは魔法のカード、residence cardを使えば数百ルピで入れるのですが、この国を旅する際にもっとも厄介となる外人価格がここでも存在しentrance fee Rs.1500(うる覚えなので、1000だったかも)。
高すぎる。「中に入らなくっても商店街を歩くぞうさんみれたらよくね」っていうことで、道沿いにあるレストランにはいって、ぞうさん待ち。


ぞうさんが来る度に、軒先にある商品は全て店内に移動。

わたしたちのすぐそばを歩くぞうさん。想像以上に迫力あって見応えありました。
子供のぞうさんもいてかわいかった。
次は水浴びをするぞうさんもみたいな。


古都キャンディでは仏歯寺、湖をちょっと見てみる、キャンディアンダンス見学、と王道の観光をしました。


もう眠りにおちませんようにと願うあさこちゃん、たぶん@仏歯寺。

仏歯寺での願いが通じたのか、夜になるとようやく薬が切れてきて、あさこちゃんもご飯をしっかり食べてくれて安心しました。
仏歯寺は2回目だし、こっちにきてからというもの何かあれば現地人に寺に連れて行かれるので、寺院関係は拒否傾向にあったのですが、ここは他の寺とちょっと雰囲気が違ってよかったです。
建築もとてもステキで、個人的には


こんなのとか


こんなのにとても興味がありました。


ヌワラエリヤでは紅茶工場の見学とアーユルベーダ、街散策。マーケットが年末年始だからかとても活気あって、なんだかアメ横みたいでした。
ひとつ悔いが残るのは、ホテルに持ち込んだカールスバーグのロング缶を冷蔵庫に忘れてきたこと!きっと従業員に飲まれたんやろうなぁ。あぁ残念。。。

そしてヌワラエリヤから ダンブッラへの移動途中、




紅茶畑のなかでとても大きな虹と遭遇!
端から端までとてもくっきりきれいにみえました。

大晦日の朝はとても気持ちよく始まりました。

vol.2へつづく。

2013年1月7日月曜日

映画館


少し前ですが、先月私の住む町にある小さな映画館にひとりで行ってみました。

ネタの宝庫でした。

HAPPY NEW YEAR から何日たったことでしょうか。

なんだかかわいい外観にも思えますが、よくよく見るとなんとセンスのない色使いでしょう!
本物は写真よりも毒々しい色をしています。

コロンボまで行くと超大作だけだけれどハリウッド映画が見れます。それも日本の映画館と同じくらい座り心地のよいシートで3Dの映画が見れます。お値段Rs.500。
だけれど娯楽として映画館へ行く人はとても少ないのです。
なぜなら公開前から違法DVDが手に入るから。DVD1枚Rs.100、100円切るからそりゃ行かないよね。


今回わたしが見たのは、


ドメスティック映画、karma(カルマ)。
いわゆるミニシアター系で、釜山、サンパウロ、ロッテルダムなどいくつかの国際映画祭にも出されていました。
この国の割にはセンスあるポスターだったので、楽しみにしていました。

この映画館にはいくつかシートにレベルがあり、「一番見やすい席一枚」といったところ、Rs.80、50円程度でした。

時間を間違って30分前にいったのですが、中に入るとおじいちゃんが一人わたしより先にきていました。

中は…

照明落としても至る所から外の光が入って真っ暗にならない。


こんな感じ。
天井落ちてきそうでした。
わたしはこの赤いシートの席ならどこでもいいと言われました。
この赤いシートの前は木の椅子がずらーっと並んでいました。木の椅子席は一番安くてRs.60でした。
わたしは赤い席の中でも前方に座ったのですが、最後までわたしより前に座る人はいませんでした。

コロンボのちゃんとした映画館でもそうだったのですが、ここでも本編が上映される前に予告などは一切なく、急に暗くなって急に本編が始まります。

コロンボのちゃんとした映画館ではクーラーがガンガンだったのですが、ここでは左右の壁に大きなファンが着いていて(写真で見えますか?)これが始終ぶんぶん回っていました。
映画が始まると、なんだか画がずっと揺れてて焦点が定まらない、ちょっと見てて酔う感じがするなぁ、と思っていました。
確かに古い映画館だし映写機が悪いのか、はたまた技術がないのか、と思っていたのですが、どうも左右にあるファンが原因だという結論に至りました。
映写機からスクリーンまで光が到達する間にこのファンからの風に光が揺らされて、スクリーン上で画がブレるのです!!
どうしようもないので、さいごまで薄目でみていました。

そしていい感じに話がクライマックスに近づいたところで、急にぱちん、と切れて明るくなります。
コロンボのちゃんとした映画館同様、急に休憩が入るのです。
ちなみにこの映画88分だけ。休憩いらないし。
映画が再度始まるときも、もちろん急。

この国でもケーブルテレビがあって、Star ChannelやFOXチャンネルがあるのですが、キスシーンや刺激の強いシーンは全てカットされます。なのでドメスティック映画やドラマには一切ラブシーンが存在しません。
しかしこの映画では、初めからキスシーンもsexシーンもありました。それも一度ではなく何度も。
しまいには、わたしより先に入っていたおじいちゃんは席を立ってしまいました。
おじいちゃん、カルマって名前だけをたよりに来てしまったんやろうな。


わたしのこの映画に関する個人的感想は、カメラワークとかカットとか配色とか俳優の演技レベルとか、全てに関してはまだまだだけれど(ド素人だけど日本の映画をずっと見てればみんな感じると思います)、なによりこれだけ表現の自由が認められている環境であることにまず驚きで、こういう環境下ならこれからもっといい作品が作られるはずだと感じました。


さいごに映画館を出る時、一番後ろにBOX席があることに気付きました。
それがこちら。



2席ごとにパーテーションで区切られていて、席の前にも壁があります。
ちょっと座ってみたのですが、ここに座ると前方スクリーンの上半分しか見えませんでした。一体何をしにきているのか!笑

どんなラブシーンを見るよりもこのBOX席のほうがエロい感じがしました。





2013年1月6日日曜日

あけましておめでとうございます。


だいぶ遅れてしまいましたが、
新年あけましておめでとうございます。

遅くなったのには訳があります。
年末年始の休暇を使って、大学時代の友人、みかとあさこちゃんが会いにきてくれました。

旅についてはまた改めて書きたいと思います。


2012年はあっという間の一年でした、といいたいところですが、
やっと一年が過ぎた感じがします。 

その長い一年の最後を飾るにふさわしい数日でした。


まずは虹!


ヌワラエリヤからダンブッラに向かう時にたまたま遭遇!
こんなに大きくて端から端までクッキリハッキリ見える虹に出会えたのは10年ぶりくらいでした。


そして、ぞうさん!

生後3ヶ月くらいの小さなぞうさんに会えるのは稀だそうです。

前日にホテルのサファリ担当者から、「雨が続いたので今日いった人は一匹しか見れなかったけれどそれでも行くか」と連絡があったのですが、「一年の運を使い果たそう」と大晦日に行ったところ、わんさか会えました!
さいごには赤ちゃんぞうをつれた親子にまで!!


2012年は大きな病気もせず元気に過ごせたし、大晦日まで運に恵まれました。
前厄なのに神様ありがとうございます。

そして今年は本厄。
一体何が起きてくれるのでしょうか。

若干怖いですが、
今年もどうぞよろしくお願いします。


はじめての葬式③


お葬式があってから1ヶ月ほどたってしまいまい、もうどうでもいい感じもしますが、最後まで一応書きます。
(スルーしてもらってOKです。)

6日目の夜は、坊主が一人だけきて、バナ(説法)。

しかしこの後大雨になり、葬式の行われているお宅の井戸のモーターが故障。
わたしの大家さん宅もそうですが、この国の田舎にある家のほとんどが、井戸を敷地内に作ってモーターでタンクに水を溜めて使います。
なので急に停電になった折には水が無くならないように、シャワーが浴びれなかったり洗濯できなかったり。計画停電のときは事前にタンクに水を溜めておきます。
電気って大切ですね。

話は戻って…
翌日はダーネがあるので大量のご飯を作らなくてはならないし、慰問客がたくさんくるので、それまでになんとしても水が必要。というわけでその壊れたモーターを男性陣が雨の中修理すことになり、大家さんもそれに参戦。必然的にわたしたちも帰れない。
ウワサの雑魚寝debutすることになりました。
(現地人と一緒に旅行をするとこういう事態になるとウワサで聞いていましたが、まさかココでするとは思っていませんでした)
こちらの床はタイルorコンクリートでその上にぺらっとござを敷くだけ。目を覚ましておき上がる時、体のあちこちが痛くてウッと声を上げてしまいました。チャラニー(大家さんの次女)に「寝てる時何度かうなされてたよ」と言われました。相当痛かったんでしょうね。笑

翌日、わたしとイマルカ、新参者は仕事に行かなくてはいかなかったので早朝5時半から自宅へ戻りました。
そしてダーネのために早退。

この日も朝からずっと雨。
11時に坊主たち到着。

坊主がぬれないように白い布で屋根をつくる大家さん。
至れり尽せり。足を拭って差し上げる。そのまま来られても家汚れるしね。
坊主が歩くところには白い布を敷く。

坊主全員が席についたら、まず、1番か2番目にエラそうな坊主が読経。
10分もなかったな。予想以上に短いけど、まぁこっちとしてはありがたい。

ここからがなんかしっくりこない…

総勢15名いらっしゃった坊主たち。この後、何をするかと思いきや、おもむろに持ってきた包みを開けてでてきたものは、
マイボール&マイプレート!

各人持ってきたマイボール・マイプレートを出す。
そして、ご飯を食べる。(ご飯を食べている姿は写真NGらしい)
白飯から数十種類のカレー、最後はフルーツや甘いお菓子のデザートまでフルコース。
これをわたしたちはずっと見てるだけ。
ちなみに肉や魚を食べる人もいるらしい。なんだ、ベジタリアンじゃないんだ。
つい最近ニュースで、こうやってダーネ(お布施)でおいしいご飯を食べてばっかりいるせいで、生活習慣病になる坊主が増えているらしく、「ダーネをする時には体にいいものを」と書かれていました。
坊主は質素な生活をしていると思っていたけれど、全然そうじゃないんですね。

食事が終われば次はお土産の贈呈。
フルーツの盛り合わせとそれぞれの坊主に合わせてプレゼント。
(お布施ですが敢えてプレゼントと書きます。だって絶対プレゼントだもん。)
プレゼントは、年老いた坊主には石鹸など生活用品、小僧にはノートや鉛筆などの文房具を用意しました。


さいごにバナ(説法)。
3番目にエラそうな坊主がお話をしてくれました。
これは何となくちゃんとした話だったな。内容ははっきり覚えてませんが、ざっくりいうと「ちゃんと生きろ」です。

親族が坊主の近く、前方に。これは日本も同じですね。

その他の坊主はずっと花魁(うちわをパタパタ)してました。

これで終了。
帰る直前、坊主も気になっていたのでしょう、わたしの存在を。
一番エラそうな坊主が、喪主のおっちゃんを手招きして小声で、わたしを連れてこいと。
「どこから来たんだ?何をしてるんだ?仏教徒か?」
そこらの人と同じ質問するんだね。
仏教徒と言ってめんどくさいことなるとアレなんで、いつもの「いえ、神道です」のパーフェクトアンサーをしました。

坊主が帰ったのが1時前。ちょっと掃除してやっとご飯にありつけました。

この1週間は長かったです。
いい経験でしたが、二度は必要ないので、まわりのおじいちゃんおばあちゃんがあと1年半、元気に生き続けてくださるよう、神様に祈りたいと思います。