2013年2月12日火曜日

長女イマルカの結婚の行方③


前回②で、新参者がものすごいスピードで大家さん家族に打ち解けてゆき、数ヶ月前までいた元婚約者は存在さえしていなかったかのようになりました。

その新参者、さらに加速度を上げて大家さん一家に近づいてきます。

大家さんのいとこにあたるおじさんが新しく始めた事業が起動に乗り始めて人手が足りない、ということで、大家さんが時々お手伝いをしていたのですが、決して若くはない御身にはキツかったらしく若手人材を探していたところ、新参者のいとこが手を挙げてきました。
血縁関係者を持ってくるところ、さすが新参者、抜かりない。
前に一度書いたように、新参者の実家はわたしの住む町から離れており、いとこも同じ町出身なので、見習い期間中のみ、近所に住む別の親戚の家に居候することになりました。

そして、その様子を見るために仕事が終わった後、毎日新参者はイマルカと一緒にうちへ現れ、そのまま泊まっていくのです。
わたしの家じゃないし、まぁ泊まっていく事はいいですよ。
だけどね、慣れすぎ!!!
バスタオルを腰に巻いた姿でバスルームへ向かったり、脱いだ服を共有スペースに置いたままにしたり、寮ですればいいのに洗濯までここでするしっ!!
新参者が来るようになってから、バスルームまで3歩の部屋から私はバスタオルを巻いてちゃちゃっとバスルームまで走ることができなくなったのになんであんたがバスタオル巻いた姿で家を歩き回るの?!見たくないんですけど!?!って思うし、脱いだ服とか置かれると、実家でいつも決まって同じ場所に脱いだ靴下を置くお父さんとお兄ちゃんの動物的クセにイライラしたこと思い出すし、それでなくても洗濯機の取り合いしてるのにイマルカの丁寧な洗濯でさらに込むし、朝のバスルームの争奪戦が激化するし!
もうね、ものすごく私にまでしわ寄せがくるんですよ!!
(正直引っ越しを考えてます)

今日大家さんの奥さんに「イマルカは結婚するんでしょ?いつするの??」と聞くと、
「結婚もしていない男子が今みたいに毎日のようにうちに出入りするのは、周りからの目を考えてもよくないので、結婚には準備が必要だから、婚約だけでもすぐにさせたいと思っているよ。結婚式は多分9,10月かな。」
といっていました。

ちなみに、こちらの婚約と日本のそれとは異なり、婚姻届ならぬ婚約届があり、公的機関に提出しないといけないそうです。本当は婚約した際に出すのが筋だそうですが、最近は結婚式初日(こちらでは2日行われます)に提出するカップルも多いそうです。
つまり日本で言う婚姻はこちらでいう婚約ということで、約束を交わすともう後に引けない、ってことです。

「結婚すると最後」と言っていたイマルカはどこへいったのでしょう。もうウッハウハしてます、いつも。「結婚したいとイマルカは言ってた」とチャラニー(妹)も言ってました。
そんな姿ももちろんかわいいし微笑ましいけれど、「今後のキャリアのために」とアカウントとHRのコースを毎週日曜日に行き、(この国の)新しい女性キャリアを求めていたイマルカちゃんが少し恋しいです。

しかし、動物的カンですが、わたしは新参者と性が合わない気がします。はい、不得意です。
だから9月といわずもっと早くイマルカには結婚して出て行ってほしいです。笑

2013年2月11日月曜日

人付き合い


この国の人は、よく言えば、”人懐っこい” ”人間らしい” 。
言い換えれば、"やたらと人と人の距離が近い"
よって "プライベートゾーンへの垣根が低い"
よって "ウワサが好き" よって
"簡単に人のことをスキ/キライという" と言えます。
そしてこれに"親切"ともいえる"超おせっかい"がついてくるので、よくケンカが勃発します。

この度、職場で起きたケンカの原因がわたしとなってしまいました。

今チャンドラアッカー(アッカー:お姉さん)とゴミ収集マップを作っています。
それが予想以上に大変で…
何故かというと、元にする地図にある道の名前が不確かだったり、そもそも名前を載せていない道がたくさんあったり、とにかく間違いだらけ。何が正しいかわからないので、こういうときは生き字!ってことで、しゃきっとしたおじいちゃんや市長に確認したり、実際に現地にいって住人に聞きながら、作らなくてはならなくなったのです。ただ単にゴミ回収車のルート地図作成のはずが、いつの間にか「せっかくだしこの機会に”ちゃんとした”地図を作って」と市長に言われ、とてもめんどくさい事になってしまったのです。

他の仕事がなければ、こういう作業スキだし快く引き受けるのですが、今ほかの仕事もたくさんあって、それでなくても就業時間が少なすぎて時間が足りないのに(何が何でも4:30にはオフィスが閉まる)、何でこのタイミングで…。

そんな中、先々週木曜日、同僚にレターのタイピングをお願いしたのですが、それを作成後プリントアウトをしてとは言わずに、なかなか市役所にいない市長を捕まえてチャンドラアッカーと3人で終業時間の4:15まで打ち合わせをしていました。前述したレターは、どうしてもその日のうちにプリントアウトしてそこに市長のサインをもらわなくてはならなかったので、打ち合わせ後、パソコンの電源を切って帰る準備をしていたスタッフ、ラーラニーアッカーに
「どうしても今日必要だからプリントアウトして、お願い!!」と言ったところ、
「もう帰る準備してたのに…(マジめんどくせー)。ちゃんと前に(プリントアウトまでしといてって)言っておいてくれたらプリントアウトしてたのに!」と結構キツめに文句を言われました。
それを聞いたチャンドラアッカーが激怒。
「●●(私)は遊んでいた訳じゃないし、ちゃんと仕事してたのに、なんでそんな言われ方をしなくちゃいけないの!助けてあげるべきでしょ!!」と私をかばってくれました。
4時を過ぎると帰る準備をする光景を毎日見てるし、当然のリアクションだろうと思っていたし、なんだかんだ言って助けてくれるし、当事者であるわたしもチャンドラアッカーの怒り具合にビックリしてしまいました。

その後週末をはさんだ先週月曜日。怒りが収まらなかったチャンドラアッカーは事の流れを全て上司であるPHI(公衆衛生士)に報告し、何故かPHIもPHIで大事と捉えてしまい、
「●●(私)にそんなひどい仕打ちをするなんてひどい。市長にちゃんと報告しなくては」とっ!
え〜〜〜、そんっなちっぽけなケンカを市長に報告なんてしなくていいしっ!
確かにわたしは市長のお気に入りですが、その辺に転がってるようなモメゴトを重大な問題のように報告するなんて、みんなどうにかしています。
その報告している姿を見たラーラニーアッカーも怒りながら、周りのみんなに
「みて、PHIにチクってるし。どうかしてる。」と…。は〜〜……。
その後、たまたま食堂で会ったラーラニーアッカーは、
「わたしは●●(私)に怒ってないからね。家に帰ってご飯作らなきゃいけないし、庭の掃除もあるし、お風呂はいらなきゃいけないし…(いろいろ続く)…、時間が遅くなると困るの。なのにギリギリにいったから、ちょっと言っただけなのに、あんなに怒るチャンドラアッカーはどうかしてる。」 っと。
確かにチャンドラアッカーは怒りすぎたけれど、ラーラニーアッカーもラーラニーアッカーで、日本だったら「いやちょっと遅くなるだけでしょ。それに貴女の仕事なんだから」と言われそうだし、そもそもそういう文句をいわないし。いえ、それ以前に作成を頼まれたらプリントアウトしてデスクに置いてるし…。なんて考えると、日本の会社員っておもいやりの塊、っていうか、”当たり前level”高いな…。

結局、私から
「私もレターをもっと前に用意しておけばよかったのにギリギリにお願いしたのが悪かったんです。だけど4時15分まで打ち合わせがかかるとも思っていなかった。チャンドラアッカーはやさしいから私のために怒っている。市長には報告しなくてもいい。彼女たちを怒るのもやめてほしい。」と、PHIにそっとお願いしました。

いかにも”日本人らしい”誰も非難しない・傷つけない問題解決方法って感じもします。
これがこの国において正しいか否かは別にして、わたしは外国に来てまで人間関係でもめたくない。巻き込まれるのも嫌。だからウワサ話には入らないし、見方は作るけれど派閥には所属しないと決めています。(まぁ日本で仕事してるときから、仕事場では一線をひいてたけれど。)

というわけでこの国のローカルスタッフと仕事をする上で、大切と思う点は…
・特定の人と仲良くしすぎない(=結果的に派閥がうまれて見方/敵となる可能性がある)
・本心は決して言わないがブラックジョークは言う(意外にブラック好きらしい)
・困っている人にはやさしくしてくれるので、大変そうなそぶり/かわいそうがられるそぶりをして周りを巻き込む
・時々英語を使う(英語ができる人は賢いという位置づけとなる)
・できるだけ催し物には出席する(一度話しをしただけでも何かあった時に見方となってくれる)

上記ポイントのいくつかは日本社会でも実践していたことだけれど、今の私がおかれる立場での行動は、わたしという個人だけではなく、”日本人”として評価され、私の後任者にも影響してくるので、軽率な行動ができません。こんなに考えなくてもいいのかもしれないけれど、問題起こしたくないというchicken発想です。

今までは外国の方が人付き合いはラク、と思っていましたが、日本よりも気を遣います。
父母、いえ祖父母時代の日本はこんな感じだったのでしょうか。

2週目の週末を挟んでもまだ話をしないチャンドラアッカーとラーラニーアッカー。
周りが気を遣って居づらいので、そろそろ仲直りしてほしいです。

2013年2月3日日曜日

新学期スタート


日本の新学期のはじまりは4月ですが、こちらは1月です。
わたしの住む田舎町でも入園/入学式があり、わたしも来賓(ガイジンがいると見栄えがよくなるので”パンダ”来賓です)としていくつか参加しました。

まず市立幼稚園の入園式。

この国ではどこの幼稚園でも制服があります。

新入生の子供たちは坊主を迎える準備万端。
いやーかわいい。子供は本当にかわいい!!!いつまでもこのかわいさを保ってほしい。

坊主到着後、まずはいつものお決まり、オイルランプ。

火をつけることを、パットカラナワーといいます。擬音語は日本と感覚がにてる。

そして坊主による経読と説法。
説法では、幼稚園では友達と共有し合いよく遊べ、親は子供をよくみなさい、みたいなことを言ってた気がします。 だけどまだ4ー5歳の子供たちにとっては経読も説法も退屈でしょうがない。(わたしも退屈でした)始まって数分でザワザワ…子供たちは席を立って騒ぎ始めました。日本だと先生や父兄が注意するところですが、こちらでは大騒ぎするまでは放ったらかし。
だからか…ここでわかりました!
”人の話を聞かない/聞けない””人が話していても平気で隣から話しかける”大人が非常に多いのです。この日納得できました。

自由な子供たち。
 バナ(説法)が終わると、お坊さんに新しいネクタイをつけてもらいます。

この坊主は説法でつまりつまりでしたが坊主らしいいい顔してたな。

そして

いつものお祝い時にはかかせないキリバット(ココナッツミルクで炊いたご飯)、おいしくもおいしくなくもないお菓子数種類、バナナなどが子供たちに配られました。


お次は中学校。
新学期が始まった学校では身体測定が行われました。
この日はPHI(公衆衛生士)に同行し、6,7年生の身長・体重測定と視力検査をしました。

日本の測定よりもかなり適当。
ちなみに計っているのは市役所職員。公衆衛生に関わるときはこのユニフォームを着なくてはいけません。足はスリッパor裸足だけどね。なんかドリフのコントみたいでしょ。

体重計はうちにあるような体重計です。
身長体重の後に視力検査。

スプーンみたいなのはなくただの紙で片目をふさいでる。
この国の人はやたらと目がいいんです。
なので視力検査は一番下からはじまります。そしてほとんどの子が見える。
それが見えないとチェックされて、眼科で再検査を受けなくてはならないそうです。

そして結果。
チェックした記録用紙。
コレ、7年生男子、つまり日本でいう中学1年生なんですが、140cm、30kgを切る子供が続出。日本の中学生よりも小さいですよね、というか全体的に細すぎ!!
なのに25歳くらいを境に太くなる、特におなかがビール腹みたいなtheメタボな体型に。

生まれつきの骨格もありますが、おそらく日本の子供たちよりも体育の時間が少ない、むしろ無に等しいので、いわゆる運動神経がとても悪いんです。よって基礎体力も低いので、手足がひょろーとしてるんだと思います。

「この国に一番足りないものは正しい教育方法を導く人だ」とよく大家さんの奥さん(小学校教諭)が言っています。
勉強はもちろんだけれど、健康な体づくりもこれから学校教育に取り入れていってほしいです。

井戸を掘るの巻。そしていろいろ考えてみる。


「発展途上国にいってきます」と、前職を辞める挨拶周りをしているときに、
「へーすごいね。で何するの?井戸とか掘るの?」と聞かれたことが数回ありました。
発展途上国で開発に携わると聞くと、ひとは「まずは水が必要でしょ=井戸」となるのでしょうかね。

「いえ、廃棄物処理に携わることになるので井戸は掘らないですね〜。」
と答えていました。が、この度、井戸を作ることになってしまいました。
もちろんわたしが掘るわけではないけれど。

常夏の国(地域)では、雨期以外はだいたい水不足に悩まされます。
わたしの住む田舎町も例外ではなく、雨期は道路が冠水して全てがストップしてしまうくらい雨が降りますが、それ以外の時期は「水がない」とよく言っています。

わたしが携わる廃棄物処理でも、生ゴミを堆肥化させるコンポスト事業には水は不可欠なんです。ファイルを使って高く積み重ねた生ゴミの山は放っておけば堆肥となるわけではなく、分解するバクテリアが活発に働いてくれるように、水分を与えて呼吸をさせるために週に1回撒水と撹拌が必要となるのですが、その水がないんです。水分が少ないと当然分解に時間がかかるためコストが上がり、出来上がる堆肥のクオリティも下がります。
今まではバウザーでコンポスト施設まで水を運んでいたのですが、水がないのはどこも同じ。各部署でバウザーの取り合い、水取り合戦が起こり、週に1度は水が全くない日があり、ここで働くワーカーさんが手を洗う水もなく、衛生的にも問題でした。

というわけで、日本国の皆様の血税を使わせていただき、この町に小さな井戸を作る許可をいただきました。
あなたの1円(おそらく)をこの小さな国の小さな町にある井戸掘削工事に使わせていただきました。
みなさま、ありがとうございます。

皆様の血税を使わせていただくわけですから、当たり前の話ですが、「現在どういう状況でどのような問題があるのか、井戸を作ることでどのようなメリットが生まれるのか、今後だれがどのように維持管理していくのか」などを報告することから始まりました。
わ たしが全部書類を作れば早いのですが、私が必要としているわけではないし、今後維持管理するのも市役所。「援助はタダではない。自分たちで維持管理していかなくてはならない」ということや、援助を受ける側として援助を受ける大変さを理解してほしかったので、書類作成(こちらは全てがレターの世界なんです)や見積もり依頼など、できるだけ全ての行動を現地のスタッフと共ににしました。

まぁ大変でした。
第一、今まで井戸に携わる仕事なんてしたことないし、異国であるこの国の地質のことなんて全くわからない。その上なんとわたしのいる市役所にエンジニアが一人もいないことが判明。なんて市役所だ。。。
なのでさまざまなコネを使いました、そしてとにかく周りを巻き込む!これがこの国では大切なのです。(笑)

まずわたしが所属する省管轄の廃棄物処理支援センターのマダムに相談し、県の水道局の副総括にアポを取ってもらいました。当日は市長に同行してもらい、現状を説明し、地質調査をしてほしいとお願いしました。しかし日本円にして約4万円ほど調査にはかかると言われました。日本では4万なんてどうにかなりますが、この国では(わたしのいる田舎町ではかな?)どうにもなりません。なので「調査を含める井戸建設見積もりを作ってほしい」とお願いするも、「調査をしないと見積もり作れないし、 MAXどれくらいかかるとかそんな曖昧な見積もりも無理です」と、”まぁまぁ”と”だいたい”で動くフレキシブルなこの国で初めてこんなにお固いことを言われました。お役所で融通聞かないのはどの国でも一緒ですね。

しかしその副総括、日本にも上下水道関係のプログラムを受けにいったことがあったらしく、 親日家だったからか親切にしてくれて、「井戸を作る会社を紹介してあげる」と言ってくれました。すぐに紹介してくれた会社に連絡し、エンジニアにアポを取り、後日現地スタッフと一緒に会社を訪問しました。
エンジニアの方もすごくアタリで、以前わたしのいる町で井戸を作ったことがあり、地質について理解していて、話がとてもスムーズに伝わり、地質について〜井戸の掘削方法〜掘削機の説明、をわかりやすく説明してくれました。

あっ、ちなみに井戸といっても時代劇で使っているようなテコの原理&バケツを使って水を汲むものではありません。地下数十メートルの水をポンプを使って引き上げるものです。

この会社の他にも、あと2つの会社で見積もりをとりましたが、上記会社が一番安い価格を提示してくれ、無事上記会社での井戸掘削工事を行うことになりました。


決まってからはあっという間。
まず地質調査を行い、どのあたりに井戸を作るかを調べます。
それから2日後、掘削工事start。


日本の機械がいいのだけれど高いからインドの機械を使っているそう。

ものすごい音をたてて掘削していきます。
パイプを継ぎ足し継ぎ足し地下へと掘っていきます。
空気を吹き込んでたまった土を外へ飛ばすのですが、どんどん土から泥にかわり…

どろんこのおじさん。
機械を動かすおじさんもあっという間にどろんこ。
だけど大人になってこんなにもどろんこになることないし、ちょっとおもしろそうでうらやましかったです。
ご覧のとおり、こちらの土は赤土です。焼物にもよいらしく、Noritakeの工場もこの国にあります。
土層が25mほどある土層がおわると岩層とあらわれます。

岩(石)なので色が灰色となりました。

何もしてないけれど、水がぷあーっと出たときにはなんだか感動しました!
掘削がおわると、土層分にPVCのパイプを入れます。

できあがった井戸。つきだしたパイプを伸ばしてタンクとつなげれば完成!
工事をはじめて一日の休みをいれて4日で掘削作業は終わりました。
最終的に80mほど穴を掘り、地下約50mほどのところから水をポンプで吸い上げることになったそうです。

さいごに水質調査を24時間行い、飲料水として使えることがわかりました。
よかったよかった。

バケツでくみ上げる形とか、姫路城のお菊井戸みたいなのを想像していた方は、「ナニコレ?」って感じではないでしょうか。わたしも出来上がりをみて、「これで終了!?」と思いましたが、これが現代の井戸だそうです。(笑)

これでこれからの乾期でもコンポスト事業がスムーズになり、そしてワーカーさんたちも安心して仕事ができます!

ちなみにここでできたコンポスト(堆肥)は町のコンポストショップで販売します。たくさん売れればそのお金で、廃棄物処理施設の改善、穴ぼこだらけの道の修繕費、市営の幼稚園の環境改善などに使うことができます。

発展途上国では時折、”援助慣れ”ということばが聞かれます。先進国の援助が入りすぎて「援助をもらえて当たり前。タダでモノがもらえる」と勘違いを起こしていることがあります。(単純に彼らを責めることはできません)
わたしの町ではそういったことはまだ起こっていませんが、先進国側の人間としてこの町で仕事をするにあたり、然るべき方法で然るべき人に然るべき対応をしなくてはならないと思っています。
援助の”結果”というものは、確かに人の心の問題、目に見えない形で現れる部分ももちろんたくさんあると思いますが、私の取り組む廃棄物処理は、”結果”を数字に表すことができる部分もあります。
今回井戸を作って「ハイ、おしまい!」ではなく、ちゃんと結果を表すことを現地の人との約束としました。それは、井戸を作る前と後のコンポストを品質検査に出して、品質向上を目指すこと、です。
コンポストが出来上がるまで通常8週間かかるのでまだ結果はわかりませんが、また結果を報告したいと思います。

あぁ、久しぶりに真面目に仕事の話を書きました。