2014年2月5日水曜日

年頃の子供たち


最近よく一緒に仕事をする同僚、クマーリさんには8年生(14歳)の娘さんと3年生(9歳)の息子さんがいます。
クマーリさんの旦那さんは小学校の校長先生だったのですが、1昨年前心臓麻痺で急死されたらしく、女手一つで二人の子供を育てていて、「お父さんの仕事もお母さんの仕事もあるから大変」てなことを時々話しています。

そんなクマーリさんが先日「警察にいかなきゃいけないから少し遅くなる」といってたので、なんだろうなぁと思っていたら、
「娘に変な男の子がつきまとっているので警察に相談しにいってた」と。

確かにこの国の男の人、というかこの国の人は、すぐに電話番号を聞く、「そんなこと初対面で聞く?!」とビックリするような質問をしてくる、家を探して突然訪問してくる…と、とにかく驚くほど他人との距離感が近くて、これが想いを寄せる女子への男子となると、昨今の日本の草食男子に見習ってほしい程ですが、”積極的な肉食的男子(を過激にした感じ)”となるのです。

「何されたの?」と聞くと、
ク「ラブレターを渡されて、"おうちに会い行っていい?(会いにいくねという意をこめた言い方)"っていわれたらしいの。娘は、”本当に家にきたらどうしよう”ってとってもびくびくしているの。」と。
相手は別の学校に通う10年生の男の子らしいのですが、なんとも微笑ましい!と思ったのはわたしだけではないはず。自分の中学時代を思い出すと、そんなことよくあったのになぁ。
好意を寄せてくれる子がうちまで会いに来てくれて、ただちょっと話をして帰っていく、とか、告白される、とか、はたまた自分が好きな子のお家をただ見に行くだけ、とか…
そんなこと、当たり前に思春期の子供たちみんなが通る道だと思っていたのですが、お国が変わればそんなピュアな想いもストーカーと扱われるようです。
その男の子のお父さんの職場を探し出し、「お宅の倅、うちの娘に…」と苦情をいいに行ったそうです。そして警察でもその男の子は危険人物扱い。なんだかかわいそう。

私「ステキな想いじゃないの!好きな子にラブレター渡すとか、好きって伝えるとか!娘さんがかわいい証拠じゃない!日本でもそのくらいの年頃の子にはそういうことよくあるけど当たり前だよ。」
ク「だって娘はまだ幼いのよ!」
私「幼いってもう中学生でしょ。じゃぁ、この国では好きな子が出来たらどうするの?ただ好きだなーって思っておしまいなの?!好きっていっちゃダメなの?!」
ク「娘くらいの子たちは好きになったりしないのよ。」

”お母さんよ、そんな訳ないやん、昔の自分を思い出してごらん” と思いましたが、その後、
ク「娘が、”お母さん、わたしがもっとかわいくなかったらよかったのにね。男の子みたいな顔だったらこんなこと起きなかったのにね”っていうの。きっと周りの友達が、”あんたはかわいいからねー”とか言ったからだと思う」
だって。
14歳でこの発言、むっちゃピュアーーー。
今日日の日本の中学生だったら、わたしたちの時代よりももっとマセてると思うけれど、この国の子供はまだまだ子供のようです。
それなら、親が「14歳なんてまだ幼い。恋愛なんてまだまだ」っていう気持ちもわかるかな。

結婚を前提にお付き合いをする前に、これまでの恋愛遍歴を相手に伝えなくてはならないこの国。
全てを親に話さなくてはいけないこの国。
こんな国にいるのもあと45日です。