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2013年5月21日火曜日

結婚式


市役所のNo.2である秘書(マダム)の娘さんの結婚式にいってきました。
 
この国の結婚式は日本のそれと違って、親族、新郎新婦の同僚や友達はもとより、両親の同僚や親友まで招待されます。よって招待客は200-300人になるのはザラ。
そして2日に分けて行われます。
初日は新婦側が、2日目は新郎側が用意しますが、初日が日本でいう式と披露宴、2日目が2次会(男子側の友達が基本呼ばれ、Home Comingと呼ばれています)のような雰囲気なので、必然的に女子側の金銭的負担が大きくなります。なので大家さんの奥さんは長女の結婚の話になると長女が嫁いでから時間をおかないと次女の結婚式は無理だわーっとよくいっています。


結婚式(入籍の日)は、前回のBig Girl Dayと同様、ホロスコープで決まります。
なので日本のように招待客の予定などは全く考えられず、結婚式は平日に行われるのがほとんどです。逆に2日目のHomeComingは週末に行われます。

今回は娘さん側なので、初日のほうに招待してもらいました。
この日の入籍時間は11時46分。(私たちが式場についたのは11時半過ぎでした)

式場に着くともう新郎新婦は座っています、写真を撮ってくださいといわんばかりに。

この日の主役。うれしそう。
そして
家族とお互いの仲人が見守ります。
役所の担当者(白いサリーの女性)が来てお互いの戸籍謄本を確認しながら、戸籍謄本に入籍のサインをしていきます。(日本と違って市町村役所に戸籍課というものはなく、戸籍関係をすべて扱う役所が別にあって、結婚式の場合はそこから出張してきます。)



この儀式が行われているにも関わらず、誰も見に来ない…見に行ったのは私だけでした。
終わっても拍手も何にもない。始終式場はざわざわしていて、黙る事を知りません。


サインが終わると、新郎新婦がテーブルを回って招待客に挨拶をします。

そしてみんなお待ちかねのご飯time。
この国の結婚式で用意されるご飯は必ずビュッフェです。
新郎新婦がはじめにビュッフェを取ると、そこから招待客もご飯をとりに列に並びます。


当たり前だけど、選べる料理はもちろんカレーです。
白ライス、フライドライス、豆のカレー、チキンのカレー、野菜のカレー、カシューナッツのカレー、サラダ、野菜の酢漬け(漬物的なもの)、チキンのフライ…よくあるビュッフェメニューです。

滞りなくご飯、デザートを食べ、帰る前に招待してくれた人(今回の私たちだと秘書と旦那さん)に挨拶をして終了。結婚式には終焉の儀はなく、だらだらと終わっていくので、帰りたい時に帰ります。

しいて言えばみんなが食べている間に新郎新婦は衣装替えをするので、それを見れるくらい…でも、日本の結婚式のようにみんなが注目するお披露目的なものはなく、みんな勝手に食べてのんで騒いでます。

日本の結婚式って、新郎新婦・両親の挨拶はもちろん、ちょっとした出し物があったり…と、とてもプログラムが組まれているけれど、この国はそういうこと一切ナシ!!
本当にお世話になっている方々に、結婚した二人の姿をちょっとお披露目会。来てもらっておなか空かせて帰らせるのは悪いからとりあえずご飯は提供して男性は飲んで楽しんじゃって、ってな感じです。

ちなみに包む金額もかわいく、だいたいRs.1000〜Rs.2000が相場。
ご祝儀がかわいくても普段着では行けません。ちょっといいサリーRs.4000也,サンダルRs.1000也,アクセサリーRs.1500也などなど…私自身の衣装代のほうがよっぽど高くつく…
私は行ってないけれど同僚たちは朝からサロンにいって髪の毛をガチガチにスプレーで固め、メイクはどうらんのような白くなるファンデを首まで塗ってちょっとでも白く美しく…。日本人の私からしてみたら厚化粧にしか見えないけれど、バリバリにキメてました。

同僚とわたし。みんな朝からオフィスでメイクしまくってました。
サリーはこの国の人に似合う。。。みんなキラキラサリーがとっても似合ってきれいでした。 
表面上ではお互いを褒め合い、影で貶し、ワイワイと楽しそうでした。

それにしても、この結婚式があったのが先週木曜日、昨日は同僚のお父さんのお葬式、そして今週の金曜日はウェサックと呼ばれる5月の満月なのでお寺行事満載。
冠婚葬祭が本当に多い国です。


2013年5月15日水曜日

Big Girl Day


更新ができないまま、1ヶ月が経ってしまいました。
ネパール旅行記がまだ終わっていませんが、この1ヶ月間のあいだにこの国であったイベントを紹介します。

そもそも4月中旬から6月下旬まで、この国の人たちは大人も子供も、ぽわーーん、としています。
なぜなら、この国の人には大切な行事、新年&1年のうちでも大切とされる満月2回(5月6月)、があるためです。

そんな期間に突入する直前に、大家さんの奥さんの妹の娘、つまり姪っ子ちゃんのBig Girl Day がありました。
題名にもある"Big Girl Day"、なんのことだかわかりますか?
これは初潮祝いです。
初潮祝いって、日本だと大々的にはあまりしないですよね。
多感な時期でもあるし、わたしもなんとなく恥ずかしかったような記憶が…
うちでは赤飯を炊いてもらったくらいだったと思います。

しかしこちらの初潮祝いは日本のようにはいきません。
大々的なのです。

まず初潮がくるとすぐさま、男子禁制の部屋に軟禁されます。
そして親はすぐに占い師さんのところ!
この日から占いによって決められた数日間、
①男の人と会ってはいけません。もちろんお父さんも兄弟も。
②トイレに行くときは白い布をかぶってバスルームへ。そのとき男性は見える位置にいてはいけません。
③基本部屋でじっとしている。ご飯も部屋に運ばれてきます。もちろん学校なんていけません。
④シャワーもあびれない。体も洗えない。
個人的に一番かわいそうなのは④。この常夏の国で数日間シャワーを浴びれないなんて超辛い!

姪っ子ちゃんはホロスコープで8日間の軟禁生活を強いられました。
8日…長い…かわいそう。 人によっては2日でおわることもあるそうです。
この日、その軟禁生活が終わり、晴れて外界でお祝いしてもらえるのです。
解禁は12時06分。
ホロスコープ関係のものはなんでも分刻みで決められます。
時間を全く守らないこの国の人でも、こういったホロスコープ関係だけはきっちりと守ります。できるならいつもすればいいのに。

この時間になる数分前、白い布をかぶって部屋から外に簡易で作られた水浴び場へ移動。

バナナぼ葉っぱなどを使って作ったバスルーム。

白い布をかぶせられて外の水浴び場へ。
12時08分。なんかおまじないしながら壺にはいったお水を頭からざーっとかけられます。

特別っぽい水を新しい壺にいれて頭からざーっと!

きれいにした後は、新しい真っ白な服をきて

ここまで白い布をかぶされます。

正面玄関へ。やっとここで白い布をはずせます。
足を洗っていざおうちの中へ!
その前に

一発で当てなくてはいけません。
ココナッツを一発で割る儀式。
上手に一発で真っ二つに割りました!

おうちに入ってまずすることは、

オイルランプに火を灯してる。
オイルランプの点灯式。
このパットカラナワー(火を灯す)儀式は本当によく行われていて、何かイベントごとが始まるときは必ず行われます。

そして、

初潮祝いのプレゼントが入ってたかごの中にある鏡で、新しくなった自分を確認し、くしで髪をとき、美しく身なりを整ええます。

まだまだ儀式は続きます。


お母さんに新しいピアスをつけてもらう姪っ子ちゃん。

必ず与えられるプレゼントが、新しいピアス。
この国の女の子はあかちゃんのときにピアスの穴をあけるので、どれだけ男子顔でもどれだけショートカットでも、男の子と女の子の区別がつきます。なので日本のような「ボクですか?ワタシですか?」みたいな質問は存在しません。
その昔からつけ続けているピアスを、BigGirlになったしるしとして新調するのです。


さいごにみんなにお礼の挨拶に回ります。
まずはおばあちゃんのところへ。

年長者からスタート
写真は挨拶の途中ですが、この後頭を床につけていました。
上の写真のように、この国では先生や年長者に挨拶をするとき、膝とおでこを地面(床)につけます。
これはよく行われる挨拶方法で、わたしも学校にいってちょっとした授業をしたときなどは、授業の終わりに挨拶にくる子供たちがこのような挨拶をしてくれます。
この挨拶、時間と場所をとるので、挨拶の列が生まれるのです。笑

ここまでせずとも、毎朝大家さんの娘も会社へ行く前に両親に、腰を落として背をかがめて「いってきます」の挨拶をします。こういうのを見ると、目上の人を大切にするいい文化だなぁと思うのですが、内容が伴っていない部分もあるため(これは教育制度、方法の問題)、素直にいいとは思えません。このおはなしはまた別の機会に。

最後はご飯。
女性と子供たちはご飯を食べてスイーツ食べて、だらだらとおしゃべり。
男性は飲み会スタート。
日本の田舎でも冠婚葬祭ではお酒がかならず振舞われるように、ここでもこういったときだけお酒がでてきます。但し男性のみだけど。

日本では冠婚葬祭がどんどん簡素化されて、親戚同士が集まる機会が少なくなったけれど、この国では何かと親戚が集まります。こういう文化は大切に守っていってほしいなぁ。

最後に関係ない写真。

どこのおうちにいっても、その家人の結婚式、もしくは親戚の結婚式の写真が所狭しと並べられています。だけど大家さん家にはないのです、なぜか。あるのは娘の大学卒業写真のみ。
なのにこのうちに、大家さんと奥さんの結婚式の写真がありました。

若かりし頃の大家さんと奥さん。
大家さん、髪の毛ふさふさ!!奥さん細い!!!!
今の大家さんと奥さんはこんな感じ→☆☆☆
なんとなく奥さんの顔が長女に似ています。
今のところ、娘二人とも細いのですが、この写真をみて、「予備軍」だということがわかりました。