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2013年1月7日月曜日

映画館


少し前ですが、先月私の住む町にある小さな映画館にひとりで行ってみました。

ネタの宝庫でした。

HAPPY NEW YEAR から何日たったことでしょうか。

なんだかかわいい外観にも思えますが、よくよく見るとなんとセンスのない色使いでしょう!
本物は写真よりも毒々しい色をしています。

コロンボまで行くと超大作だけだけれどハリウッド映画が見れます。それも日本の映画館と同じくらい座り心地のよいシートで3Dの映画が見れます。お値段Rs.500。
だけれど娯楽として映画館へ行く人はとても少ないのです。
なぜなら公開前から違法DVDが手に入るから。DVD1枚Rs.100、100円切るからそりゃ行かないよね。


今回わたしが見たのは、


ドメスティック映画、karma(カルマ)。
いわゆるミニシアター系で、釜山、サンパウロ、ロッテルダムなどいくつかの国際映画祭にも出されていました。
この国の割にはセンスあるポスターだったので、楽しみにしていました。

この映画館にはいくつかシートにレベルがあり、「一番見やすい席一枚」といったところ、Rs.80、50円程度でした。

時間を間違って30分前にいったのですが、中に入るとおじいちゃんが一人わたしより先にきていました。

中は…

照明落としても至る所から外の光が入って真っ暗にならない。


こんな感じ。
天井落ちてきそうでした。
わたしはこの赤いシートの席ならどこでもいいと言われました。
この赤いシートの前は木の椅子がずらーっと並んでいました。木の椅子席は一番安くてRs.60でした。
わたしは赤い席の中でも前方に座ったのですが、最後までわたしより前に座る人はいませんでした。

コロンボのちゃんとした映画館でもそうだったのですが、ここでも本編が上映される前に予告などは一切なく、急に暗くなって急に本編が始まります。

コロンボのちゃんとした映画館ではクーラーがガンガンだったのですが、ここでは左右の壁に大きなファンが着いていて(写真で見えますか?)これが始終ぶんぶん回っていました。
映画が始まると、なんだか画がずっと揺れてて焦点が定まらない、ちょっと見てて酔う感じがするなぁ、と思っていました。
確かに古い映画館だし映写機が悪いのか、はたまた技術がないのか、と思っていたのですが、どうも左右にあるファンが原因だという結論に至りました。
映写機からスクリーンまで光が到達する間にこのファンからの風に光が揺らされて、スクリーン上で画がブレるのです!!
どうしようもないので、さいごまで薄目でみていました。

そしていい感じに話がクライマックスに近づいたところで、急にぱちん、と切れて明るくなります。
コロンボのちゃんとした映画館同様、急に休憩が入るのです。
ちなみにこの映画88分だけ。休憩いらないし。
映画が再度始まるときも、もちろん急。

この国でもケーブルテレビがあって、Star ChannelやFOXチャンネルがあるのですが、キスシーンや刺激の強いシーンは全てカットされます。なのでドメスティック映画やドラマには一切ラブシーンが存在しません。
しかしこの映画では、初めからキスシーンもsexシーンもありました。それも一度ではなく何度も。
しまいには、わたしより先に入っていたおじいちゃんは席を立ってしまいました。
おじいちゃん、カルマって名前だけをたよりに来てしまったんやろうな。


わたしのこの映画に関する個人的感想は、カメラワークとかカットとか配色とか俳優の演技レベルとか、全てに関してはまだまだだけれど(ド素人だけど日本の映画をずっと見てればみんな感じると思います)、なによりこれだけ表現の自由が認められている環境であることにまず驚きで、こういう環境下ならこれからもっといい作品が作られるはずだと感じました。


さいごに映画館を出る時、一番後ろにBOX席があることに気付きました。
それがこちら。



2席ごとにパーテーションで区切られていて、席の前にも壁があります。
ちょっと座ってみたのですが、ここに座ると前方スクリーンの上半分しか見えませんでした。一体何をしにきているのか!笑

どんなラブシーンを見るよりもこのBOX席のほうがエロい感じがしました。





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