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2013年12月27日金曜日

北部出張 Vol.2


キリノッチの町にある他の幼稚園も見に行きました。

もう当たり前となったアポナシ訪問でしたが、子供たちはみんな元気に「ワナッカーム」と元気に挨拶をしてくれました。
そして写真にいる赤いサリーのいかにも怖そーな先生によって無理矢理、即興ドラマをして見せてくれました。
たぶんですが、〜2人がけんかしているのをもう一人が仲裁にはいってみんな仲良くなる〜って話なようでした。

緑色の男の子と右の男の子がけんかをしている様子。

そして最後にみんなで歌を歌ってくれました。


わたしが住んでいる地域の幼稚園にも何度かいったことがありますが、この幼稚園とあまり違いはなかったように思います。強いて言えば、わたしの住んでいる町の子供たちは学校へ行く際はサンダルではなくちゃんと靴と靴下をはいていること、くらいかな。
そしてちょうど訪問したのは12時前で、給食を食べているところでした。献立は”豆とイモのたいたん”。
「ランチを持ってこさせないの?」と聞くと、「お家によってはご飯を持って来れない子供もいるので」とのこと。
わたしの住む地域ではどこでもランチを持参させていて、その中でもしっかりした幼稚園では月曜日はヌードル、火曜日はライス…など、幼稚園から内容の指定をして栄養が偏らないようにしています。
ちょっとの差ですが、その小さな差が”余裕”なのかもしれません。


キリノッチから東部の町、ムラティブへも行きました。

ムラティブもキリノッチ同様、内戦の終盤まで激戦地となっていたた地域で、いまだに軍が占領している地域が多く、元いた場所に戻れないひとびともたくさんいるそうです。地雷撤去作業もまだ続いています。

カメラを向けることを躊躇したため写真はありませんが、いまは廃墟となった銃撃戦の痕跡が残る壁が残っていました。幹線道路から少し入ると、未だヤシの葉やトタンで作られた家がたくさんあります。

今回お世話になった団体は、ハウジング事業もたくさんされています。
わたしの地元、神戸でも地震後、家をなくした人たちへの住宅支援で、元いた場所から遠く離れた復興団地に移り住まわされる、特に高齢者は新しい環境への順応が難しくこの世を後にするなど、たくさんの問題がありました。顔のみえない相手から与えられたものには愛着が湧かず大切にできないんですよね。
この団体は、"パッケージ"タイプを出来るだけ作らず、支援対象者にデザインを決めてもらって好きな家を作ってもらうそうです。そうすると愛着が湧くし大切にもする。時間も手間もかかるけれど、相手のことを考えた支援っていいです。

いま工事中のお家を見せてもらいました。
いま工事中のおうち。3DKのこのお家はおじいちゃんと息子家族の4人家族でした。
このお家は、平均的な支援対象者よりも収入が見込めるため、平均よりもいいおうちを作っているそうです。

いま住んでるうち。この地域にはこんなおうちがたくさんあります。
ご主人はとてもうれしそうに工事具合などを説明してくれました。
建設の際に気をつけるべき強度などの建設方法についても、指導していました。
復興住宅のようなスキームに強制的に入れられたりパッケージタイプのおうちを譲渡されるよりも、こうやって計画や工事に参加することでこの経験も住民にとって財産になるんでしょうね。


しかしビックリしたのは、道路の舗装具合。わたしがいる町よりよっぽどキレイ。

最近完成したキリノッチ−ムラティブ間の幹線道路。
そしてこの幹線道路のいたるところに、支援を受けて建てられた施設と支援機関のマークが入った看板がありました。
これらもわたしのすむ地域では見れない光景です。

まだまだ厳しい生活を強いられる人々がいる一方で、こんなにキレイに舗装された道も存在する。まだうまく話せないけれど複雑なカンカクでした。
しかし復興にはインフラ整備が重要です。この道から復興が更に急ピッチで進むことを祈っています。


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