2013年5月15日水曜日

Big Girl Day


更新ができないまま、1ヶ月が経ってしまいました。
ネパール旅行記がまだ終わっていませんが、この1ヶ月間のあいだにこの国であったイベントを紹介します。

そもそも4月中旬から6月下旬まで、この国の人たちは大人も子供も、ぽわーーん、としています。
なぜなら、この国の人には大切な行事、新年&1年のうちでも大切とされる満月2回(5月6月)、があるためです。

そんな期間に突入する直前に、大家さんの奥さんの妹の娘、つまり姪っ子ちゃんのBig Girl Day がありました。
題名にもある"Big Girl Day"、なんのことだかわかりますか?
これは初潮祝いです。
初潮祝いって、日本だと大々的にはあまりしないですよね。
多感な時期でもあるし、わたしもなんとなく恥ずかしかったような記憶が…
うちでは赤飯を炊いてもらったくらいだったと思います。

しかしこちらの初潮祝いは日本のようにはいきません。
大々的なのです。

まず初潮がくるとすぐさま、男子禁制の部屋に軟禁されます。
そして親はすぐに占い師さんのところ!
この日から占いによって決められた数日間、
①男の人と会ってはいけません。もちろんお父さんも兄弟も。
②トイレに行くときは白い布をかぶってバスルームへ。そのとき男性は見える位置にいてはいけません。
③基本部屋でじっとしている。ご飯も部屋に運ばれてきます。もちろん学校なんていけません。
④シャワーもあびれない。体も洗えない。
個人的に一番かわいそうなのは④。この常夏の国で数日間シャワーを浴びれないなんて超辛い!

姪っ子ちゃんはホロスコープで8日間の軟禁生活を強いられました。
8日…長い…かわいそう。 人によっては2日でおわることもあるそうです。
この日、その軟禁生活が終わり、晴れて外界でお祝いしてもらえるのです。
解禁は12時06分。
ホロスコープ関係のものはなんでも分刻みで決められます。
時間を全く守らないこの国の人でも、こういったホロスコープ関係だけはきっちりと守ります。できるならいつもすればいいのに。

この時間になる数分前、白い布をかぶって部屋から外に簡易で作られた水浴び場へ移動。

バナナぼ葉っぱなどを使って作ったバスルーム。

白い布をかぶせられて外の水浴び場へ。
12時08分。なんかおまじないしながら壺にはいったお水を頭からざーっとかけられます。

特別っぽい水を新しい壺にいれて頭からざーっと!

きれいにした後は、新しい真っ白な服をきて

ここまで白い布をかぶされます。

正面玄関へ。やっとここで白い布をはずせます。
足を洗っていざおうちの中へ!
その前に

一発で当てなくてはいけません。
ココナッツを一発で割る儀式。
上手に一発で真っ二つに割りました!

おうちに入ってまずすることは、

オイルランプに火を灯してる。
オイルランプの点灯式。
このパットカラナワー(火を灯す)儀式は本当によく行われていて、何かイベントごとが始まるときは必ず行われます。

そして、

初潮祝いのプレゼントが入ってたかごの中にある鏡で、新しくなった自分を確認し、くしで髪をとき、美しく身なりを整ええます。

まだまだ儀式は続きます。


お母さんに新しいピアスをつけてもらう姪っ子ちゃん。

必ず与えられるプレゼントが、新しいピアス。
この国の女の子はあかちゃんのときにピアスの穴をあけるので、どれだけ男子顔でもどれだけショートカットでも、男の子と女の子の区別がつきます。なので日本のような「ボクですか?ワタシですか?」みたいな質問は存在しません。
その昔からつけ続けているピアスを、BigGirlになったしるしとして新調するのです。


さいごにみんなにお礼の挨拶に回ります。
まずはおばあちゃんのところへ。

年長者からスタート
写真は挨拶の途中ですが、この後頭を床につけていました。
上の写真のように、この国では先生や年長者に挨拶をするとき、膝とおでこを地面(床)につけます。
これはよく行われる挨拶方法で、わたしも学校にいってちょっとした授業をしたときなどは、授業の終わりに挨拶にくる子供たちがこのような挨拶をしてくれます。
この挨拶、時間と場所をとるので、挨拶の列が生まれるのです。笑

ここまでせずとも、毎朝大家さんの娘も会社へ行く前に両親に、腰を落として背をかがめて「いってきます」の挨拶をします。こういうのを見ると、目上の人を大切にするいい文化だなぁと思うのですが、内容が伴っていない部分もあるため(これは教育制度、方法の問題)、素直にいいとは思えません。このおはなしはまた別の機会に。

最後はご飯。
女性と子供たちはご飯を食べてスイーツ食べて、だらだらとおしゃべり。
男性は飲み会スタート。
日本の田舎でも冠婚葬祭ではお酒がかならず振舞われるように、ここでもこういったときだけお酒がでてきます。但し男性のみだけど。

日本では冠婚葬祭がどんどん簡素化されて、親戚同士が集まる機会が少なくなったけれど、この国では何かと親戚が集まります。こういう文化は大切に守っていってほしいなぁ。

最後に関係ない写真。

どこのおうちにいっても、その家人の結婚式、もしくは親戚の結婚式の写真が所狭しと並べられています。だけど大家さん家にはないのです、なぜか。あるのは娘の大学卒業写真のみ。
なのにこのうちに、大家さんと奥さんの結婚式の写真がありました。

若かりし頃の大家さんと奥さん。
大家さん、髪の毛ふさふさ!!奥さん細い!!!!
今の大家さんと奥さんはこんな感じ→☆☆☆
なんとなく奥さんの顔が長女に似ています。
今のところ、娘二人とも細いのですが、この写真をみて、「予備軍」だということがわかりました。



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