2012年8月28日火曜日

食ーdrinkー


紅茶の国では、もちろん紅茶を飲みます。

まず朝起きて、日本なら夏は特に ”冷たい水で乾いた喉をうるおそう!ぐびぐび” が基本かと思いますが、こちらではむちゃくちゃ甘いホットミルクティーから始まります。


シンハラ文字が書かれたマグカップがわたし専用。

こっちにきた当初はこの甘さにビックリして失神しそうでした。甘さで前歯が折れるのと虫歯になるのどっちが早いかな、とか考えてたけれど、慣れるとこの甘さがよかったりもします。
いえ、ウソつきました。わたしにはどうしてもこの甘さが朝からはキツいので、甘さ控えめ、もしくは砂糖なしミルクティーを作ってもらってます。

ホームステイなので、基本大家さんと同じ食生活を送っています。よってもれなく3食カレーです。
イチローが朝からカレー食べて健康保持(?!)的なので日本でもブームになりましたが、正直朝からカレーはキツいですよ。イチローが食べてるのはおそらくマイルドなカレーでしょ。もしくは毎日じゃないっ!
辛いカレーを食べた日は朝から胃がヒーヒーいってます。
食事については次回、食ーfoodー編で。

職場では、10時と3時にティータイムがあって、否応無しにお茶がでてきます。TEA MAKERがどの職場にもいるくらいです。この他に誰かのお宅、職場に行こうものならその度にお茶とお菓子やバナナがでてきます。もちろん紅茶は甘いです。

仕事が終わっておうちに帰ると、すぐにお茶タイム。紅茶と一緒にクッキーなど甘いお菓子がでてきます。
ちなみに日本でもお茶やコーヒーを飲むけれど、それって食後ですよね。こっちでは食後にお茶でスッキリってことはありません。

こんな感じで毎日最低4回は必ずお茶を飲みます。
なんだ4回くらい、って思われるかもしれないけれど、この常夏の国で汗ダラダラかいてるのに、熱くて甘い紅茶がバシバシ出されるのって結構辛いんですよ。



お茶の他にこっちの人がよく飲むもの、それがテンビリと呼ばれるキングココナッツです。


メインロード沿いに露店を出して売ってます。
車やバイクに乗った人が車を付けてその場で飲んでいきます。


わたしは20年程前大阪で行われた「花と緑の博覧会(花の万博)」で初めてキングココナッツを飲んだのですが、今でも覚えてます、当時ひとつ500円でした。両親におねだりして買ってもらって勢いよくのんだそのオシャレな飲み物は、ビックリするほどマズく、ちょっと飲んだだけでギブアップしました。
そのオシャレと思っていたモノ、ここではオッサンが売ってます。それもひとつ30ルピ(20円以下)。そしてこちらに来た当初、やっぱりあんまりおいしくないけど付き合いだしなー、って思いながら飲んでたのに、最近おいしいと感じ始めてしまいました。
もちろん冷やしてないからぬるいんですが、こっちの人はこれを飲むと体がさめる、と言います。日本でも東洋医学の考えでキュウリやトマトなど夏野菜は体を冷やす効果がある、というけれど、おそらくそれと同じ考えだと思います。
だけど冷えた感覚は一度もありません。

この露店、オフィスからコンポストプラントへいく途中にあるのですが、先週大雨に降られて雨宿りさせてもらったことを機にオッサンと仲良くなり、タダで飲ませてくれる日も。人とのつながりがモノをいう国ですからね。


 
紅茶の国、ですが、私的にはフルーツの国、と呼んでもいいと思います。
庭のある家には必ず何かしらの果物の木があります。ちなみに大家さんの庭には、マンゴー、バナナ、キングココナッツ、オレンジみたいなの、があり、他に農園にはパッションフルーツ、パイナップル、そしてココナッツがあります。

そんなフルーツ王国のフルーツジュース、とってもおいしいんです。
わたしはこれを一番に推したい!


写真はミックスジュースwithアイス。


果物屋さんに併設されているジュース屋さん。
いまのわたしにはここがスタバです。ただほっといてはくれません、確実にからんできます。
この店からくるストローゴミが、手作業でゴミを分別する時にやっかいだったので、ここのご主人に「生ゴミとストロー、別々に捨ててくれない?」とお願いしたことから仲良くなって、今では週3-4回行ってます。
そして特別にトモダチ価格で1杯50ルピ(約30円)。焼けた肌にはビタミンCです。間に合ってませんが。

コロンボには日本みたいなオシャレカフェもいくつかあるけれど、わたしの住む田舎町にはありません。
自分の行動をこうやって見ると、「住めば都」とはまだ全く思えませんが、どうにかして自分の居場所は作られるもんだな、って改めて思いました。


2012年8月26日日曜日

今週の活動 ー分別編ー


回収されたゴミは処分場へ持っていき、①土に戻るゴミ②リサイクルできるゴミ③その他、に分別されます。

人口が約13,000人のこの町で毎日回収されるゴミは約8〜10トンと言われています。(が、わたしはもっとあると思うので量り直すことになりました。)


写真のような収集車があと2台あって、各車が2ターンするので
写真の量の6倍のゴミが毎日運ばれてきます。


回収されたゴミはこんな感じでざーっと広げられます。
そしてこれらのゴミを





ワーカーさんたちが手作業で、①土に戻るゴミ②リサイクルできるゴミ③その他、に分別します。 毎日約4−5人で分別します。わたしもお手伝いすることがありますが、結構キツいです。ずっとかがんでるし、いいにおいではないし。
そしてこんな感じで手作業のため、病院などから注射針など医療廃棄物が紛れ込むことは本当に危ないことなんです。
常夏のため、暑いからといって長靴をはかずスリッパで作業したり、マスクをしなかったり…そんな時注意するのもわたしの仕事。暑いからヤだって気持ちもわかるんですけどね。。。


分別のあとは
”①土に戻るゴミから”コンポストをつくります。
ここではWindrowCompostという方法でコンポストを作っています。








ゴミを木製の枠組みを使って四角い山(パイル)を作っていきます。
コンポストを作るときのポイントは、
水を巻いて水分率を60%前後に保ち、空気を入れるために数回ひっくり返します。(ひっくり返しながら手前から奥に流れる仕組み)WindrowCompostは、水分量を保ちながら空気を入れてあげる(好気性)と発酵して温度が上昇し自然の力で分解してくれるのです。
最近雨が少なく水を巻く回数が減っているので、実際温度が上がりきらず分解しきれてない気がしているので、一度出来上がったコンポストを検査に出すことにしました。
ちなみにその水も、コンポスト処理施設の隣にあるし尿処理施設で処理した水を再利用しています。

そんな作業を重ねて8週間後、コンポスト(堆肥)の完成です。







分別したといっても、取りきれていないゴミもたくさんあるので、最後にふるいに掛けます。下から出てきたものを袋詰めして、町にあるリサイクルセンターで販売しています。
まだまだ認知度が低いので、これからは営業活動も行っていかなくてはいけません。ちょっと相方と考えているのは、農家さんのところに無料で配って、コンポストの良さを感じてもらうこと。”実感”してもらうのが一番でしょ、あとその後の使った人の口コミと。(昔のダブの宣伝を今ふと思い出しました。)


この分別作業の軽減化と人件/運営費削減のため、一部エリアで行われている各家庭での分別と分別回収を町全体で始め、定着させることがこの2年の間にわたしがしなくてはいけないことの一つ。そのためにどんな方法で分別、回収するプロセスを踏むのが最善かを相方と毎日あーでもないーこーでもない、と一緒に考えています。
なんせこの国の人たちは「カンメリ(怠け者)」で、新しいことを”始める”ことが不得意なので、やる気にさせること・当たり前に定着させること、がとても難しいのです。自分の行動がどれだけ楽しく、またピン(仏教用語で功徳)を積むことになるのか、がこの国においてはポイントなのです。

まずは自分たちの出したゴミがその後どうなっているのかを知ってもらうために、学校にいって子供たちに話して実際にこの施設に見学に来てもらったり、何が土に戻るゴミで何がリサイクルできるゴミかを各家庭に行って話したり、ジューススタンドに行って生ゴミの中にストロー入れないで、ってちょっとお願いしたり…
こまごました活動ですがこれぞ草の根です。

そんなモロモロについては、今週の仕事ー広報編ーで。


2012年8月22日水曜日

キレイの観点:並べる。


「発展途上国はなんかごちゃごちゃしてる。あまり清潔ではない。=キレイじゃない」と勝手にイメージしてました。”キレイ”の捉え方はさまざまだけど、まぁマイナスイメージでした。
ここスリランカも確かに衛生面はまだまだ問題はたくさんあるけれど、スリランカ人ってけっこうキレイ好きなんです。


例えば家庭では、
ものすごくアイロンをかけます。シャツにシワのある男性を見たことない。袖部分には肩から裾にかけてアイロン線が一本ぴしっとひかれています。わたしもこっちに来てから毎朝アイロンするようになりました。
そして一日に何度も水浴びをします。確かに暑いので水シャワーが基本のスリランカでは水浴びするとすっとするんだけど、大家さん一家の場合、朝出社前、仕事から帰ってすぐ、寝る前、計3回水浴びしてます。だけど髪の毛は3日に1回くらいしか洗わない。


お店屋さんでは、



とにかくきれいに積んで並べます。上にあるものとるのいいけど下のとるとき崩れないのかなって思うけれど崩れてるのみたことないです。安定感抜群。
早朝ゴミ収集に八百屋さんや果物屋さんへいくと、6時台から陳列に命をかけてます。


先週末自転車に乗っていると、


歩道をばっちり使ってヘンなおもちゃを売ってました。3列×30m。その数200匹以上。並べるの大変だったやろなぁ。こんな車ばっかりが通る歩行者なんてほとんどいない道沿いで売れないでしょーって思っていた直後、バイクでおじさん現れ、おひとつお買い上げ!100ルピ(約65円)也。


なんでもキレイに並べてればこの国では売れるんじゃないかと思います。

2012年8月17日金曜日

いま住んでる家


町に適当な一人暮らし用の部屋が見つからなかったので現在ホームステイ、つまり居候の身です。

お世話になっている家は、高級車があるわけではないしお手伝いさんもいないし生活は至って普通だけど、たぶんこっちではまぁまぁイイっぽいです。シッカリした家って感じ。

大家さん家族は、大家さん、奥さん、娘二人(二人ともわたしより年下)、(+犬2匹とネコ1匹)というラインナップ。

大家さんは先祖代々この辺りの地主で、現在まわりの土地を売って小金を手に入れ、残りのココナッツ農園の経営をしています。ココナッツなんて寝てても育つし、収穫は作業員がするし、よって基本することないから家にいます。多分1日3時間も仕事してないと思います。(わたし見解)
奥さんは小学校の先生。こちらでは珍しくとても働き者です。
長女は輸出専門のアパレル企業の品質管理を担当。(パンツのゴムの伸び具合とか見てるらしい。)そしてまぁまぁいい給料もらってるっぽいです。
次女は去年A-level試験(日本でいうとセンター試験的なもの)を受験し、そのスコアをもとに大学に願書を出していて現在結果待ち。そしてアプライした大学からはまだ合格通知は来てないらしい。

てな感じの家族とひとつ屋根の下、生活させてもらってます。
といっても部屋代払ってるし、わたしも仕事してるし、基本的には一線引きたいところなんですけど(だってわたしもうアラサーだしね)、当初から彼らは”異文化コミュニケーション”を求めて受け入れたって構えで、温度差を感じることもしばしば。
完全に文化の違いなんですけど、部屋にはノックなしでバンバン入ってくるし、基本6時以降の外出は一人じゃダメだし、一人で外食とかあり得ないし、外泊時は晩にどこにいるかと確認の電話がかかってくるし…
「いつの時代の女子ですかわたし?えっ大正時代ってこんなだったんじゃない?!」と感じるような窮屈な生活をしています。おそらく母の時代でさえこんなことはなかったでしょう。

そしてそんな大家さんをアッパッチー、奥さんをアンマー、つまりお父さん、お母さんと呼んでいます。交換留学生としてアメリカでホームステイした時代を思い出します。

この家でお世話になってかれこれ4ヶ月が経ち、いろんなネタがあるので、少しずつ紹介していきたいと思います。


さいごに家の写真。
ありがたくもきれいなうちのおかげでドラマの撮影に2度ほど使われていて、写真はその撮影で使われたとき。




ちなみに聞くと撮影用に家を貸してもお礼ももらないとか。
朝から晩まで撮影してるしトイレや台所も使うし、「請求していいんじゃない?」っていったら「そんな…いえない。」って。
謙虚になるポイント間違ってる。



2012年8月16日木曜日

今週のしごと ー収集編ー


この国にいる2年のあいだにわたしがしなくてはいけないと思っていることは、
①コンポストプラント/廃棄物処理場(”ゴミ処分場”)に持ち込まれるゴミの減量
②各家庭/店舗でのゴミ分別・リサイクルの普及
です。(2012年8月現在)


今週おもにしているしごとのひとつは、ゴミ収集車にのること。


日本のゴミ収集車のような圧縮積込式ではなく、至ってシンプル。

かごを使ってポイっと積み込んでいきます。

朝の5時半から13時くらいまで。最初はいいけれど積み上がってからは結構な重労働。

ゴミ収集車に乗ってからのわたしのしごとはというと、ゴミのチェックとワーカーさんや町の人とコミュニケーションを図ること。さいごはやっぱり人と人のつながり、ですからね。
一部の地域で分別回収が始まっているので、ペットボトルやビンなどが入っていると、直接おうちに入っていって「だめだよ、今日は回収日じゃないよ」といったり、街にあるテンビリ(キングココナッツ)を売る店には、「飲み終わったらちゃんと割ってね。」とお願いしたり…
というのも、こちらではデング熱の蔓延が大きな問題になっていて、キングココナッツを割らずにそのままで放置していると、雨が降ったときに中に水がたまり、デング熱を媒体するネッタイシマカが繁殖しちゃうのです。


こんな感じで割ってもらいます。本当は4つに割らないといけないんだけど、
今回は「本当は4つに割ってね」と言って帰ってきました。

ちなみにキングココナッツの味は、日本のポカリみたいな感じ。最初は「水臭くておいしくない」って思ってたけど、最近はおいしいと感じてしまいます。こんな現象をわたしたちは”ラン化”と呼んでいます。


そして病院。
最近医療廃棄物が一般ゴミと混ざって回収されてくるのです。
スリランカは中進国と言われてるけれど、こんな感じで日本では考えられないことが普通におきるところがまだ発展途上国。


普通に注射や血がついたガーゼ、チューブ、ゴム手袋などがバンバン入ってる。


ゴミ収集のワーカーさんたちが、「医療廃棄物は収集できません」と何回言ってもダメだと嘆いていたので、病院のお偉いさんを呼んで、「医療廃棄物と一般ゴミが混ざっているものは一切回収できません。わたしたちのワーカーを危ない目に合わせれない。以前にもお願いしたはずです。明日までに分別してくれたら明日全て回収するので今日は受け取れません」と言って、帰ってきました。
その場ではとても理解したようにウンウンと頷き、「これはひどい。わたしも知らない状況でだった。各セクションできちんと分別してるのに誰がこんなことを!きちんとわけます。」と言うけれど、日本以上に発言に責任を持たないスリランカでは自分の目で見て確認すること絶対。信用は基本しません。
ということで、しばらくは毎日チェックに行く必要アリ。
でもコレ、直接的なわたしのしごとではなくて、公衆衛生官(PHI)の仕事。しかしこの市のPHIは全く仕事をしないことで有名で、以前市長に「PHIが動いてくれないので困っている」と言ったら、「リアイアまであと少しだからそれまで待って」って。どうしようもない。
「オフィスにいても何も解決しないし、外に出て現場をみればわかることがいっぱいある」ことを行動で示し、言葉でも伝えてるんだけど、こっちの人はえらくなればなるほど外出しない。特に女子は外に出ない。動かない人を動かすことは今のわたしには難しい&時間の無駄なので、今はひとまずいっしょに動いてくれる人を巻き込んで進めています。


少し話がそれましたが、回収されたゴミはコンポストプラント/廃棄物処理場へ持っていき、有機ゴミとリサイクル可能ゴミ・その他に分別し、有機ゴミでコンポストを作ります。

処理場へいってからのことは、次回 ー分別編ーで。


2012年8月13日月曜日

はじめてのブログ

こんな日が来るとは思っていませんでした。
わたしは絶対にブログなんて書く人種ではない、って思ってました。

 4ヶ月前この国にきてから、facebookを通して”いまのワタシ”をお知らせしていたつもりでした。
しかし、家族、友達、恩師…わたしがたいせつに思っているひと、知らせたいひとの多くがfacebookを使っていない。
そして思った以上にfacebookに書けないことってたくさんある。



というわけで、本日8月13日、何の思い入れもない日だけれどはじめちゃいます。
文章力ないし不定期だしいっぱいグチも書くけど。

とってつけますが、こんなワタシの生活を通してこの国のことを少しでも知ってもらえれば、うれしいなぁ。