2012年10月24日水曜日

学校


学校でのリサイクル活動、環境教育も大切な仕事のひとつです。
この国の未来を担うのは子供たちですから。
この町のタウンエリアには学校が5校あり、現在はそのうち、6年生から13年生までがいる公立校(日本でいうと中高校)2校とプライベートスクールの女子校と男子校に行っています。

公立校2校には日本語クラスもあり、環境教育で行ったついでに、月に2,3度、スピーキングの練習相手と先生のお手伝いのため日本語クラスに顔をだします。
Aレベル試験(センター試験のようなもの)で日本語を受けるレベルまでいくと、結構難しくて、四字熟語や長文問題なども含まれています。
2000万人しかいないこの小さな島国で学校に日本語クラスがあることにまずビックリですが、自分のこれからの人生を左右する試験で日本語を選択する子がいることにとてもうれしく思いました。
小さな国の小さな町に住むこの子たちの人生において、初の日本人となるわたしです。ファーストインプレッションっていつまでも心に残るし、おそらくわたしの行動によって、彼らにとっての日本のイメージは変わります。「日本っていいな。行きたいな。」て思ってほしいので、学校にいるときはいつもより気をつかいます。

最近よく学校にいくからか、何かイベントがあるときは来賓として招待されます。
おそらく学校側としても”ガイジン”がいると何か形になるからでしょう。省や州の見たからにエライさんと並んでわたしも開会の儀式とかしちゃうんです。笑ける。
ちなみにこういうエライさんと会ったときは、すかさず市の宣伝活動をします。「わたしたちこんなに環境活動してるから支援ヨロシク」ってカタコト現地語を日本人が話すとインパクトあるし、喜んでくれて、結構効き目あるんです。


先週末は、公立校のひとつで開催された文化祭に行ってきました。
ゲートでの子供バンドによる演奏と来賓客に子供たちが葉っぱをわたす儀式、国旗掲揚、国歌斉唱、ろうそくに火をともす儀式など、一連の開会の儀式を無事終え、展示を見て回りました。


緑の道。ゴーヤで作られてました。
剥製がいっぱい。触り放題。
ココナッツの種類がこんなにあるとは!味はみんな同じっていうけどホント?!
展示の見張り役の女子たち。三編みおさげにリボンが基本です。

この文化祭、もちろん生徒の活動紹介、展示がメインですが、夜になると外部からミュージカルショーが来たり屋台も出てて、宴は深夜2時すぎまで続きます。爆音で音楽を流すのでタウンに住む人にはホントいい迷惑!!、なんて思ってるのはわたしだけでしょう。これが当たり前なので誰も不満を感じていません。

どうせ爆音で寝れないし、どんなことが行われているのか見てみたかったのですが、なんせここでは超過保護な大家さんに見張られてるので、一人で夜の外出は禁止。もちろんこの夜も出してもらえませんでした。
アラサーでハコイリムスメになるとは。。


2012年10月18日木曜日

仕事場 ー市役所ー


私は現在、地方自治省から派遣され、市役所に席をおいて仕事をしています。

仕事は基本的にフィールドワーク(現場、外回り)ですが、職場にいる同僚とのコミュニケーションも大切なので、できるだけ毎日市役所に顔を出すようにしています。

オフィスワーカーの就業時間は朝8:30〜夕方16:15。
といっても朝8:30過ぎだと、

クーラーなんてありません。常夏なのに扇風機だけですよ!

まだこの状態。
私の席は部屋の一番後ろにあって部屋全体が見渡せるのですが、この時点で出勤している人、11人中1人。
9時半になってもこんな状態の時もあって、そんな時は来ている人と「今日、休みじゃないよね??」と不安になります。
そうこうしていると徐々に集まってきます。
そしてこの国では、朝ご飯は家で食べず、職場に持ってきてみんなでシェアしながら食べます。もちろん終業時間内に。ご飯は何があっても優先されるで、大事な電話があっても、「あー○○さんは食事中です。」とか、来客があっても「○○さんは食事中だからちょっとそこに座って待ってて。」とか、言われます。相手も相手で、”あー食事中なら仕方ない”って感じですぐに理解します。

そして、午前と午後1回ずつあるティータイム。

マイカップはノリタケのアウトレットで購入しました。

職場によって異なるようですが、うちの職場は砂糖もミルクも入っていないストレートティーとハクルと呼ばれる黒糖が主流です。
この国では、職場には必ずティーメーカーがいるのですが、そのティーメーカーの気持ち次第で、時々砂糖入りのミルクティーだったり砂糖入りティーだったり…。
(ちなみにティーメーカーが休みの日はティータイムはありません。)


この時点でわかる通り、8:30に出勤して、朝ご飯→午前のティータイム→昼ご飯→午後のティータイム、と帰宅する16:15までかなりの時間を飲食に費やしています。
仕事中もむちゃくちゃよくしゃべるし、知人友人が来ておしゃべりして帰ってきます。
知人友人だけではありません。


誰でも入れる市役所だから…

先日は占い師がやってきました。無言で紙ペラ1枚を見せてきて、そこには「あなたの未来を教えます」と書かれていました。完全に不審、と思っていたら…
わたしの席に座り込んで手相をみてもらう相方。
お値段Rs.100也(約60円)。
この後もう一人の同僚が見てもらっていました。

そして夕方。

みんな16:10には机の上にバッグをおいて、帰宅スタンバイ。
時計とにらめっこして、時計の針が15分をさした瞬間帰っていきます。
そして16:30にはしっかりと市役所入り口の鍵が閉められます。
鍵は鍵係が警察署に持っていくので、鍵係も早くうちに帰りたいし、絶対に残業は認められません。
どうしても仕事が残ったときは、青空です。
以前、どうしてもその日のうちに市長と一緒に資料を仕上げなくてはならなかったのですが、市役所の駐車場にあるベンチでパソコンを広げて残業しました。
市長でも残業できないこの職場。
確かに家族との時間を大切にするにはいい、特に子供がいるお母さん。(そういえば夏休みにはわんさか子供が市役所にいました。)
だけど仕事をしたい人、責任感が強い人には辛い、だって仕事できないんだもん。
そして、「だからいい人材が残らないんだな」って同時に思いました。

2012年10月14日日曜日

食ーfoodー


以前 食ーdrinkー編をしたので、今回はfood編。

前回はコロンボの素敵にオシャレな食でしたが、アレは月に数回のspecialで、実際はこっちです。

前にもいいましたが、ここでは3食カレーです。
大家さんには「自分で作りたい」と初日に申し出たのですが、「まぁまぁ。わたしたちの御飯をまず食べてみて、その後自分で作るようにしたら?」と言われたので、「まぁ確かにはじめのうちだけカレー食べてみよっかな」と提案を受け入れたのが間違いでした。
その後「自分で作りたい」といったら、「なんで?わたしたちの作る料理が嫌いになったの?おいしくない?!」とNOとは言えない勢いで言われ、関係を良好に保ちたいのもあって、3食カレー生活を送っています。
健康管理員曰く「カレーが食べれなくなったらヤバい。この国でカレーは健康のバロメーター」らしいです。
というわけで、わたしはまだ大丈夫なようです。
ダメになった人は匂い(特にココナッツオイルの匂い)を嗅ぐだけで吐き気がする、といってました。
しかしどうしても食べたくないときもあります。そういう時は仮病です。「調子よくないから日本食食べる」といって、世界一繊細であろう日本のインスタントフードを食べます。んまぁーおいしいこと。日本じゃインスタントなんて全く食べなかったのに、 ラーメンやうどんはスープまで飲み尽くします。

さて、話は戻ってカレーです。

まずは作ってる大家さん奥さん(アンマー)の姿。
迫力あります。



日本とは逆で、刃が上に向かってついているナイフに食材を押しつけて切ります。葉っぱとかもちゃんとこれで切ってて、コレ見てるとよくこれで手を切らないな、と感心します。


メッルンという葉っぱとココナッツをいためる料理を作ってます。

そして毎朝の光景。


サンボルというふりかけみたいなものを作ってます。
唐辛子、にんにく、赤たまねぎ、ココナッツ、塩をこの擦り石(ミリス・ガラ)を使って、筒状の石でゴロゴロします。さいごにライムをかけて出来上がり。これおいしいです。


そしてごはん。
白米に3種類のカレーor2種類のカレー+サラダが 基本みたいです。そして、近隣のカレー諸国と異なる点は、とにかくココナッツをよく使う! 下の写真にあるカレー、ぜんぶココナッツ(ココナッツミルク)を使ってます。

左上から、魚のカレー、カボチャのカレー、トマトサラダ

左から野菜のカレー、豆カレー、チキンカレー

お呼ばれしたときのごはん。種類が豊富。餃子の皮みたいなのはパパダン

食べ方はまず真ん中に御飯をもって、まわり(後方)にカレーをおきます。
そして手前のスペースにカレーをちょこちょこもってきて、チネるように混ぜて手で食べます。御飯がパサパサしてるから、水っぽいカレーで湿らせないとまとまらないんです。

カレーは日本でいうお味噌汁で、毎日食べても飽きないもの。そして日本食でしょうゆを使うようにスパイスを使っています。当たり前だけど各家庭で味が違うし。この町にいる限りカレーなしに生活するのは相当難しいです。


といってもやっぱり朝からカレーはキツかったので(パン=カレーはないと踏んで)「朝はパン食べたい」と言ったら…




こんなことになりました。

カレー文化。やっぱりどうにもなりません。

2012年10月9日火曜日

この国の唯一の都会


首都圏からバスで2時間ちょっとの地方都市、いえ片田舎に住んでいます。
しかし省庁やオフィスでミーティングがあったり、何かとこまごま用があって月に数回は首都圏との間を往復します。

そんな時、この町にはないものを楽しむのです。
一番は飲酒、その次はカフェでのひととき。

数年前まで内戦があったし、危ない国と日本ではまだ思われているようですが、もしかすると日本より安全かもしれない、ってか安全です。ここの人たちは日本人よりも平和ボケしています。
本当に数年前までいつ自爆テロに巻き込まれるかわからないような状況下にいたことを、こんなにもいとも簡単に忘れることができるのか(忘れたかのようにいれるのか)、といつも不思議に感じます。
日本の戦後もこんな感じだったのでしょうか。まぁ、日本の戦後復興とこの国の内戦後のそれとは一概には比較できませんが。

話を戻します。カフェ、カフェです。
そんな内戦が終わってからすごい勢いで首都圏は発展していっています。
その象徴として今回はカフェをいくつか紹介したいと思います。
ちなみに外国人がいくようなカフェ・レストランはだいたいfreewifi完備です。日本よりも普及してるかも。


まずはスターバックスみたいなスターバックス、みたいなカフェ。

 
しっかりとマークまで使ってます。
前職でスターバックスの方とお仕事していましたが、この国にはスタバは進出してないしする予定もない、とおっしゃっていました。
なので無許可っぽいです。
一応スタバで働いたことがある人がスタバから豆を仕入れて、スタバ式でドリンクを作っている、そうです。


勝手にマグとか飾ってます。売ってはいません、飾りです。

コーヒーフラペチーノをよくオーダーします。まぁまぁいけます。
テーブル席のテーブルが四角くてPCを使いやすいところが特徴です。


おつぎは2件目。Park Street Mews。


パンケーキはモーニングセットだったのですが、この日は日曜だったし、コーヒーの前にワイン飲んじゃいました☆てへっ。
この辺りは以前工場だったらしく、このカフェの他はギャラリーやインテリアショップ、以前までセレクトショップみたいなお店があったりと、首都圏ではかなり斬新で、且つあまり現地人には知られていない場所みたいです。

とても広々と席が配置されています。ソファ席があるので、わたしはいつもソファ席でダラダラとネットしたり、読書を楽しんでいます。
いついっても空いていること、音楽が控えめなところが特徴です。


そして3件目。Commons。


ここにはお酒がないので、カフェらしくアイスカプチーノをいただきました。
ちなみにバーガーはポークバーガー。
写真には人が全く映っていませんが、この後internationalに通うちょっと調子にのった英語できゃっきゃ騒ぐ中高生が集まり始めたので、静を好むわたしはさっさと帰りました。 その後行ってません。バーガーの種類がいっぱいあったなぁ。


さいごに、Colombo Fort Cafe。


わたしのお気に入り。

名前の通りカフェなのですが、写真はビールだね。
この後ピザがきて、昼からピザとビールでクリケットを見てました。
私がここを気に入っている理由はマネージャーがとてもいい!ところです。この国には珍しくお客との距離をとることがとても上手。 日本でもそうだったけれど、サービスが一番のポイントです。

この他、どんどんと新しいシャレた店ができています。

これを見てると、「”発展途上国でいろんな制約がある中で我慢しながら毎日頑張ってる”って思ってたのに…」って思われるかもしれません。頑張ってます、片田舎で!!
しかしここにはあるんです、お金さえ出せば。マクドもKFCもPizza Hutもクラブも、カジノまであるし。
しかし一歩外に出るとホント何にもありません。何この差!?ってくらいに。


なので、この国に来ようかなーっと考えてくれている方、安心してください。
この国に来てもカレー以外のものはたくさんあります。辛いものを食べずに帰国可能です。
そしてひとのピュアさ、あたたかさ、うざさ、めんどくささ、不便さ、などなど発展途上国を象徴するものもまだまだ残っています。もれなく甘ーい紅茶を飲まされます。


ここんところ、なんだかとっても楽しんでるブログばかりなので、次回は現実編に戻したいと思います。


2012年10月8日月曜日

先週と先々週


先々週から今日までコロンボにずっといました。
シンハラ語上級講座とタミル語初級講座を受けるためです。

シンハラ語は”喋りことば”と”書きことば”があるので、今回の上級講座では”書きことば”を習いました。
今まで書類などを読むときは、同僚に「何て書いてるの?」って聞いたりしてました。
受講前に、同僚に「勉強してくるね。」と意気揚々といってきましたが、今回の講座で基礎は少しわかったものの単語はまだぜんぜん覚えていないので、これからも聞くことになりそうだなぁ。

そして先週はタミル語。
これが曲者でした。
講座は2週連続で受けるものではない。受講したことを全力で後悔しました。


左側の手書きのノートにはタミル語とシンハラ語が書かれています。わかるかな?

コンポスト施設やゴミ回収のワーカーさんの多くがタミル人。彼らは普通にシンハラ語を喋ることができますが(読み書きはだいたいできないけれど)、タミル人だけで話すときはもちろんタミル語。一緒に働く者として、彼らの言語で会話して、少しでも距離を縮めたいと思って今回受けました。

「もともと文字の習得は今回の講座に含まれない、会話中心」と聞いていたのに、初日から文字の嵐。
私を含めて4人でこの講座を受けていましたが、私以外の3人はすでにある程度タミル語がわかっているレベル。わたしはまったくの初心者。ミソジ(30)越えて文字から言語を学ぶってキツいのにさらにきつい。。。
ただ文字の構成はシンハラ語と同じだったので、コツをつかむのは比較的すんなりできました。
タミル語をシンハラ語で学ぶ。。こんな光景1年前は想像できなかったです。

ワーカーさんたちにも、「タミル語クラス受けてくるね。」といってきましたのですが、とっても喜んでくれて、「これからミスと話すときはタミル語だね」(こちらではミスといわれます。)と言ってくれたので、帰ったら今回習った基礎単語を使ってみたいと思います。

先生は語学(文系)で有名なキャラニア大学 でタミル語を教えている方でしたが、彼女の教え方を見て、タミル人はシンハラ人と比べるとまじめでしっかり仕事をするなぁ、とつくづく感じました。
一概に人種ククリで例えるのはよくないと思いますが、多民族国家において、マイノリティ民族としてこの国である程度の生活するためには、やはりマジョリティ民族より努力ないし優れている何かがないと難しいのかな、と感じました。
実際コロンボを中心として商いをする人のほとんどがタミル人orイスラム人です。そして彼らは着実にビジネスを成功させ、富を成しています。
内戦を他国の介入なしに自分たちで終わらせた、と誇りに思い過ぎているシンハラ人の傲慢さがいつまで続き、タミル人&イスラム人がいつまで粛々と自分たちの富を蓄え、静かにしているか、がこれからの見所だと個人的には思っています。


話しはとびますが、先週今週とスリランカでクリケットの世界大会が行われていて、無事スリランカは決勝まで進み、今晩決勝戦が行われました。
Colombo Officeの近くにあるCinamonGrandHotelには、私が知ってるだけでオーストラリア、パキスタン、イングランドの選手が宿泊していたので、毎朝昼選手らしきガタイのいい人、報道関係者の団体を見ました。もっとクリケットを理解していれば、サインもらってキャーっていえてたのかもしれません。
野球と似ていると思っていましたが、ルールはぜんぜん違うようです。
今日はその決勝が行われたのですが、それについてはまた次回。