2012年8月16日木曜日

今週のしごと ー収集編ー


この国にいる2年のあいだにわたしがしなくてはいけないと思っていることは、
①コンポストプラント/廃棄物処理場(”ゴミ処分場”)に持ち込まれるゴミの減量
②各家庭/店舗でのゴミ分別・リサイクルの普及
です。(2012年8月現在)


今週おもにしているしごとのひとつは、ゴミ収集車にのること。


日本のゴミ収集車のような圧縮積込式ではなく、至ってシンプル。

かごを使ってポイっと積み込んでいきます。

朝の5時半から13時くらいまで。最初はいいけれど積み上がってからは結構な重労働。

ゴミ収集車に乗ってからのわたしのしごとはというと、ゴミのチェックとワーカーさんや町の人とコミュニケーションを図ること。さいごはやっぱり人と人のつながり、ですからね。
一部の地域で分別回収が始まっているので、ペットボトルやビンなどが入っていると、直接おうちに入っていって「だめだよ、今日は回収日じゃないよ」といったり、街にあるテンビリ(キングココナッツ)を売る店には、「飲み終わったらちゃんと割ってね。」とお願いしたり…
というのも、こちらではデング熱の蔓延が大きな問題になっていて、キングココナッツを割らずにそのままで放置していると、雨が降ったときに中に水がたまり、デング熱を媒体するネッタイシマカが繁殖しちゃうのです。


こんな感じで割ってもらいます。本当は4つに割らないといけないんだけど、
今回は「本当は4つに割ってね」と言って帰ってきました。

ちなみにキングココナッツの味は、日本のポカリみたいな感じ。最初は「水臭くておいしくない」って思ってたけど、最近はおいしいと感じてしまいます。こんな現象をわたしたちは”ラン化”と呼んでいます。


そして病院。
最近医療廃棄物が一般ゴミと混ざって回収されてくるのです。
スリランカは中進国と言われてるけれど、こんな感じで日本では考えられないことが普通におきるところがまだ発展途上国。


普通に注射や血がついたガーゼ、チューブ、ゴム手袋などがバンバン入ってる。


ゴミ収集のワーカーさんたちが、「医療廃棄物は収集できません」と何回言ってもダメだと嘆いていたので、病院のお偉いさんを呼んで、「医療廃棄物と一般ゴミが混ざっているものは一切回収できません。わたしたちのワーカーを危ない目に合わせれない。以前にもお願いしたはずです。明日までに分別してくれたら明日全て回収するので今日は受け取れません」と言って、帰ってきました。
その場ではとても理解したようにウンウンと頷き、「これはひどい。わたしも知らない状況でだった。各セクションできちんと分別してるのに誰がこんなことを!きちんとわけます。」と言うけれど、日本以上に発言に責任を持たないスリランカでは自分の目で見て確認すること絶対。信用は基本しません。
ということで、しばらくは毎日チェックに行く必要アリ。
でもコレ、直接的なわたしのしごとではなくて、公衆衛生官(PHI)の仕事。しかしこの市のPHIは全く仕事をしないことで有名で、以前市長に「PHIが動いてくれないので困っている」と言ったら、「リアイアまであと少しだからそれまで待って」って。どうしようもない。
「オフィスにいても何も解決しないし、外に出て現場をみればわかることがいっぱいある」ことを行動で示し、言葉でも伝えてるんだけど、こっちの人はえらくなればなるほど外出しない。特に女子は外に出ない。動かない人を動かすことは今のわたしには難しい&時間の無駄なので、今はひとまずいっしょに動いてくれる人を巻き込んで進めています。


少し話がそれましたが、回収されたゴミはコンポストプラント/廃棄物処理場へ持っていき、有機ゴミとリサイクル可能ゴミ・その他に分別し、有機ゴミでコンポストを作ります。

処理場へいってからのことは、次回 ー分別編ーで。


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