2012年8月26日日曜日

今週の活動 ー分別編ー


回収されたゴミは処分場へ持っていき、①土に戻るゴミ②リサイクルできるゴミ③その他、に分別されます。

人口が約13,000人のこの町で毎日回収されるゴミは約8〜10トンと言われています。(が、わたしはもっとあると思うので量り直すことになりました。)


写真のような収集車があと2台あって、各車が2ターンするので
写真の量の6倍のゴミが毎日運ばれてきます。


回収されたゴミはこんな感じでざーっと広げられます。
そしてこれらのゴミを





ワーカーさんたちが手作業で、①土に戻るゴミ②リサイクルできるゴミ③その他、に分別します。 毎日約4−5人で分別します。わたしもお手伝いすることがありますが、結構キツいです。ずっとかがんでるし、いいにおいではないし。
そしてこんな感じで手作業のため、病院などから注射針など医療廃棄物が紛れ込むことは本当に危ないことなんです。
常夏のため、暑いからといって長靴をはかずスリッパで作業したり、マスクをしなかったり…そんな時注意するのもわたしの仕事。暑いからヤだって気持ちもわかるんですけどね。。。


分別のあとは
”①土に戻るゴミから”コンポストをつくります。
ここではWindrowCompostという方法でコンポストを作っています。








ゴミを木製の枠組みを使って四角い山(パイル)を作っていきます。
コンポストを作るときのポイントは、
水を巻いて水分率を60%前後に保ち、空気を入れるために数回ひっくり返します。(ひっくり返しながら手前から奥に流れる仕組み)WindrowCompostは、水分量を保ちながら空気を入れてあげる(好気性)と発酵して温度が上昇し自然の力で分解してくれるのです。
最近雨が少なく水を巻く回数が減っているので、実際温度が上がりきらず分解しきれてない気がしているので、一度出来上がったコンポストを検査に出すことにしました。
ちなみにその水も、コンポスト処理施設の隣にあるし尿処理施設で処理した水を再利用しています。

そんな作業を重ねて8週間後、コンポスト(堆肥)の完成です。







分別したといっても、取りきれていないゴミもたくさんあるので、最後にふるいに掛けます。下から出てきたものを袋詰めして、町にあるリサイクルセンターで販売しています。
まだまだ認知度が低いので、これからは営業活動も行っていかなくてはいけません。ちょっと相方と考えているのは、農家さんのところに無料で配って、コンポストの良さを感じてもらうこと。”実感”してもらうのが一番でしょ、あとその後の使った人の口コミと。(昔のダブの宣伝を今ふと思い出しました。)


この分別作業の軽減化と人件/運営費削減のため、一部エリアで行われている各家庭での分別と分別回収を町全体で始め、定着させることがこの2年の間にわたしがしなくてはいけないことの一つ。そのためにどんな方法で分別、回収するプロセスを踏むのが最善かを相方と毎日あーでもないーこーでもない、と一緒に考えています。
なんせこの国の人たちは「カンメリ(怠け者)」で、新しいことを”始める”ことが不得意なので、やる気にさせること・当たり前に定着させること、がとても難しいのです。自分の行動がどれだけ楽しく、またピン(仏教用語で功徳)を積むことになるのか、がこの国においてはポイントなのです。

まずは自分たちの出したゴミがその後どうなっているのかを知ってもらうために、学校にいって子供たちに話して実際にこの施設に見学に来てもらったり、何が土に戻るゴミで何がリサイクルできるゴミかを各家庭に行って話したり、ジューススタンドに行って生ゴミの中にストロー入れないで、ってちょっとお願いしたり…
こまごました活動ですがこれぞ草の根です。

そんなモロモロについては、今週の仕事ー広報編ーで。


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